『らんまん』の重要な舞台となる東京大学植物学教室。
そこで出会った東大生や教授、講師陣など、全12名のキャストを一覧で紹介します。
かんたんな人物紹介もあわせてご覧ください♪
【らんまんキャスト】東京大学 植物学教室とは?
らんまんに出てくる東大学植物学教室は、明治〜昭和にかけて実在した教室です。
小石川植物園の園内にあり、東京大学の教育実習施設のひとつとして利用されていました。
旧名称は、東京帝国大学 理科大学 植物学教室
現在の、東大理学部にあたります。
土佐から上京【東京編】スタート
竹雄(志尊淳)と上京した万太郎(神木隆之介)は、「青長屋」とよばれる東大植物学教室を訪れることに。
最前線の植物研究を目にして大感動した万太郎は、特別に教室に出入りする許可をもらいます。
万太郎と周囲との温度差…
周りの東大生や講師たちは、小学校中退の万太郎に冷ややかな態度。
しかしマイペースな万太郎は、目の前の研究にひたすら集中します。
植物学への情熱はさらに高まっていき、万太郎に対する周囲の目も変わりはじめます。
【らんまんキャスト】東大生・東大教授一覧
- 田邊彰久(要潤):東大教授
- 徳永政市(田中哲司):東大助教授
- 大窪昭三郎(今野浩喜):東大講師
- 細田晃助(渋谷謙人):東大4年生
- 柴豊隆(岸野健太):東大3年生
- 飯島悟(高橋里央):東大3年生
- 波多野泰久(前原滉):東大2年生
- 藤丸次郎(前原瑞樹):東大2年生
- 山根宏則(井上想良):東大新2年生
- 澤口晋介(犬飼直紀):東大新2年生
- 野宮朔太郎(亀田佳明):図工
- 脇田伝助(小野まじめ クールぽこ。):東大職員
1. 田邊彰久(要潤):東大教授
東大植物学教室の初代教授。
アメリカの大学に留学する前、中濱万次郎(ジョン万次郎)から英語を習った過去があります。
同じく万次郎と知り合いだった万太郎に縁を感じ、植物学教室に出入りすることを許可します。
生年月日 | 1981年2月21日 |
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出身地 | 香川県三豊郡 |
身長 | 185cm |
出演作品 | 『仮面ライダーアギト』『流星の絆』『カンナさーん!』 |
長女:田邊鈴(室伏凛香)
次女:田邊乙葉(中村乙葉)
2. 徳永政市(田中哲司):東大助教授
東大植物学教室の助教授。
東大のプライドを重んじるあまり、小学校中退の万太郎に冷たくあたってしまう徳永。
しかし国文学の知識も持っていた徳永は、『源氏物語』の夕顔をきっかけに、万太郎と打ち解けます。
ドイツへと留学しますが、帰国後は田邊に代わって教授に就任します。
生年月日 | 1966年2月18日 |
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出身地 | 三重県鈴鹿市 |
身長 | 182cm |
出演作品 | 『緊急取調室』『あなたの番です』『真犯人フラグ』 |
3. 大窪昭三郎(今野浩喜):東大講師
東大植物学教室の講師。
小学校中退の万太郎を嫌いますが、万太郎の植物への熱い思いに感化され、万太郎を認めはじめます。
その後講師から助教授に昇進しますが、徳永の帰国によって助教授の職を失い、東大を去っていきます。
生年月日 | 1978年12月12日 |
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出身地 | 埼玉県新座市 |
身長 | 171cm |
出演作品 | 『下町ロケット』『真田丸』『ブラックペアン』 |
4. 細田晃助(渋谷謙人):東大学生
東大植物学科4年生。
卒業後、ドイツに留学して植物生理学を学びます。
帰国後は東大に戻り、大窪の後任として助教授に就任。
「日本を植物学研究の先進国にしたい」という気持ちが強いあまり、万太郎と対立することになります。
生年月日 | 1988年4月23日 |
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出身地 | 神奈川県足柄上郡大井 |
身長 | 179cm |
出演作品 | 『どっちがどっち!』『プリンセス・プリンセスD』『ひよっこ』 |
5. 柴豊隆(岸野健太):東大学生
東大植物学科3年生。
小学校中退の万太郎を嫌い、ばかにしたような態度をとります。
生年月日 | 1989年11月20日 |
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出身地 | 東京都 |
身長 | 178cm |
6. 飯島悟(高橋里央):東大学生
東大植物学科3年生。2年生たちへの指示係。
はじめは万太郎に冷たくあたりますが、その後万太郎発案の会誌に寄稿する間柄になります。
生年月日 | 1994年2月18日 |
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出身地 | 神奈川県 |
身長 | 169cm |
出演作品 | 『家族狩り』『花燃ゆ』『相棒』 |
7. 波多野泰久(前原滉):東大学生
東大植物学科2年生。
英語が得意な万太郎に「語学の神様」と言われるほどの語学力の持ち主です。
卒業後も植物学の研究を続け、ゆくゆくは農家大学の教授に就任します。
生年月日 | 1992年11月20日 |
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出身地 | 宮城県仙台市 |
身長 | 172cm |
出演作品 | 『まんぷく』『いだてん』『あなたの番です』 |
8. 藤丸次郎(前原瑞樹):東大生
東大植物学科2年生。
動物好きの優しい性格で、植物学教室で飼っているうさぎの世話係です。
一時休学しますが、万太郎との植物採集をきっかけに大学に復学。
変形菌の研究を成果として、論文発表をもって大学を卒業します。
生年月日 | 1992年10月5日 |
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出身地 | 長崎県 |
身長 | 160cm |
出演作品 | 『ひよっこ』『舞いあがれ!』『風間公親-教場0-』 |
9. 山根宏則(井上想良):東大生
東大植物学科新2年生。
再上京した万太郎と、植物学教室で出会います。
植物学研究で一目置かれている万太郎に興味を示します。
生年月日 | 1998年8月12日 |
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出身地 | 大分県 |
身長 | 178cm |
出演作品 | 『Dr.チョコレート』『女神の教室』 |
10. 澤口晋介(犬飼直紀):東大生
#朝ドラらんまん
— 犬飼直紀 (@inukainaoki) July 3, 2023
ご覧頂きありがとうございました!
本日から始まった14週より出演しております。新2年生で青長屋に入ってくる澤口晋介役です。
引き続き『らんまん』をお楽しみ下さい! pic.twitter.com/60IBxUbxqx
東大植物学科新2年生。
再上京した万太郎と植物学教室で出会います。
万太郎が小学校中退と知り、怪訝な顔を見せます。
生年月日 | 2000年12月9日 |
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出身地 | 東京都 |
身長 | 167cm |
出演作品 | 『西郷どん』『麒麟がくる』『青天を衝け』 |
11. 野宮朔太郎(亀田佳明):図工
東大植物学教室の図工。福井出身の元教師。
万太郎の描く絵に感銘を受けて以来、万太郎のことを気にかけるようになります。
波多野とともに、世界初となるイチョウの精虫の発見に成功します。
生年月日 | 1978年10月31日 |
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出身地 | 東京都 |
身長 | 175cm |
出演作品 | 『やさしい猫』『メゾン・ド・ポリス』『検察側の罪人』 |
12. 脇田伝助(小野まじめ クールぽこ。):東大職員
東京大学の職員。
万太郎が植物学教室の中に入れず困っていたところに出くわします。
それ以降、教室のかぎを早めに開けてくれるように。
生年月日 | 1977年7月21日 |
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出身地 | 東京都練馬区 |
身長 | 170cm |
番外編:その他の東大キャスト
ここまで紹介した12人のキャスト以外にも、東大の学生たちが登場します。
- 新入生(山本一樹)
- 新入生(永田佑己)
- 新入生(葛山陽平)
- 新入生(祐村要)
- 新入生(吉村賢人)
- 大学院生:花岡卓治(高島豪志)
- 大学院生:小堀六郎(深澤嵐)
- 学生:関谷篤彦(岩本晟彦)
- 学生:北園晋(ひぐち明)
一時期、東大植物学教室を離れていた万太郎が、再び復帰したあとに登場する学生も。
また学生ではありませんが、教室を出入りする植物学者として、伊藤孝光(落合モトキ)も登場します。
【らんまんキャスト】東京大学植物学教室は実在する?
らんまんの舞台になった東大植物学教室は、明治30年から昭和9年までの37年間、実在していました。
主人公のモデル・牧野富太郎さんの年齢でいうと、35歳〜72歳の頃ですね。
「青長屋」と呼ばれる由来
そんな東大植物学教室は、大学校内ではなく別の敷地にありました。
場所は東大と同じ東京都文京区にある小石川植物園内です。
〒112-0001 東京都文京区白山3丁目7−1
URL:小石川植物園公式サイト
小説版の『らんまん』によると、「青長屋」と呼ばれる由来は、建物が青いペンキで塗られていた平屋だったからとのことです。
東大植物学教室での研究を経た、万太郎のその後ー
さて、ここからは東大植物学教室に出入りするようになった万太郎のストーリーをサクッとご覧ください。
万太郎、研究にはげむ
東大植物学教室で助手として働きはじめた万太郎。
助教授や講師、周りの学生たちから冷遇されますが、万太郎はめげません。
万太郎の植物への情熱は、そんな周囲の目を少しずつ変えていきます。
万太郎の夢
万太郎はそれほどまでに、植物研究に没頭し続けたのはなぜでしょう。
そこには「植物について学ぶのが楽しいから」というのもあったでしょうが、それだけではありません。
万太郎には、「日本独自の植物図鑑をつくる」という夢がありました。
さらに「植物の素晴らしさを世界中に伝えることで、日本の力を知ってもらいたい」という熱い思いも、万太郎をつき動かします。
万太郎が成し遂げたこと
ヤマトグサ・ムジナモ・ヤッコソウなどの、新種の植物を発見
東大植物学教室で研究をかさねた万太郎は、発見した植物を論文にして発表したり、新聞広告を出したりと、研究の成果を世間に広める活動も行います。
さらに植物誌の執筆や、『日本植物志図譜』を刊行した万太郎は、植物学界から注目されるようになりました。
【らんまんキャスト】万太郎と東大植物学教室
このように東大植物学教室での経験は、万太郎の人生においてとても大きな転機となりました。
とくに田邊教授の存在は、まさに運命的な出会いでしたね。
はじめは講師や学生たちから冷ややかな目で見られていた万太郎でしたが、その雰囲気も少しずつ変わっていきます。
万太郎の植物愛が、周囲の目を変えたのかもしれません。
【らんまんキャスト】東大植物学教室|まとめ
今回は『らんまん』の舞台になった東大植物学教室(旧:帝国大学理学大学)について解説!
ということで、教授や講師陣、学生たち、全12人の人物紹介をご覧いただきました。
ちょっとひと癖あるキャラクターが多い東大植物学教室ですが、そんな中でもマイペースに研究を続ける万太郎の姿が印象的でしたね。
そんな『らんまん』の詳しいあらすじは、こちら↓

↑主人公のモデル・牧野富太郎さんの人生についてもまとめていますので、チェックしてみてくださいね♪
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