朝ドラ『らんまん』のあらすじ・ネタバレをお届けします。
キャストや放送日程、主題歌も一覧にまとめました。
さらに、主人公のモデル・牧野富太郎さんのリアルストーリーもご紹介♪
朝ドラ『らんまん』のあらすじ・ネタバレ
「日本の植物学の父」牧野富太郎さんをモデルにした『らんまん』。
神木隆之介さん演じる主人公・万太郎と、浜辺美波さん演じる妻・寿恵子の、夫婦の絆が見ものです。
そんな『らんまん』のあらすじを、時系列でご覧ください。(ネタバレあり)<
万太郎の誕生
江戸時代の終わり、文久2年(1862)3月、坂本龍馬が土佐藩を脱藩。
その1ヶ月後、土佐で酒造業をいとなむ裕福な一家に、男の子が生まれます。
幕末の土佐に生まれたその子が、のちの天才植物学者・槙野万太郎(まきのまんたろう)です。
万太郎の幼少期、家族との別れ…
幼いころの万太郎は、虚弱ながらマイペースで明るい性格でした。
植物への興味が強かった万太郎は、周りの大人たちからは「変わった子供」と思われていました。
母・房子はそんな万太郎を温かく穏やかに見守っていましたが、万太郎が6歳の時に病死。
父親もいなかったため、万太郎は祖母・タキに預けられます。
藩校に入学するも自主退学
タキは、跡取りにふさわしい青年に育てるため、万太郎を藩校に入学させます。
当初は学校生活になじめなかった万太郎でしたが、「植物が載った書物を読みたい」という強い思いから、勉強に熱中ー。学業で立派な成績をあげました。
その後、万太郎は小学校に入学するも、学校教育のレベルの低さに不満を感じて自主退学します。
上京、東京での出会い
万太郎は、上野(東京)で開催される内国勧業博覧会のため上京。
東京で憧れの博物学者たちと出会った万太郎は、植物学への情熱にさらに火がつきます。
そして「日本の植物のすべてを明らかにしたい」と考えるようになり、東大植物学教室で助手として働かせてもらうことに。
教授たちから冷遇されながらも、「日本独自の植物図鑑を編纂する」という夢を叶えるため、植物の研究に没頭します。
『らんまん』主人公のモデル・牧野富太郎の生涯
そんな万太郎のモデルになったのが、「日本の植物学の父」とよばれる牧野富太郎さんです。
牧野富太郎のプロフィール
名前 | 牧野富太郎(まきのとみたろう) |
---|---|
生存期間 | 1862年5月22日ー1957年1月18日 |
出身地 | 高知県高岡郡佐川町出身 |
主な作品 | 『牧野日本植物図鑑』 |
富太郎の幼少期
1862年(文久2年)、土佐国佐川村で生誕。
商家と酒造業を営む裕福な家庭に生まれるも、3歳で父を、5歳で母を亡くします。
6歳で祖父を亡くした頃、元の名前であった「成太郎」から「富太郎」に改名。
その後、祖母に育てられます。
小学校を中退
10歳で寺子屋へ通い、11歳で名教館(佐川小学校に改編)に入学。
しかし、寺子屋の授業を受けてきた富太郎には、小学校の授業は退屈に感じます。
「自分は酒屋の跡取りだから、学問は必要ない」と考えた冨田郎は、卒業を待たず中退。
大好きだった植物採集に明け暮れます。
植物学の勉強に励む日々
中退後の富太郎は、佐川小学校の臨時教員を経験するも、それにも物足りなさを感じます。
独学で植物の研究をするのが、何より楽しい富太郎。
17歳のころには、欧米の植物学まで学びはじめます。
そして、『本草綱目啓蒙』(動植物の情報をまとめた書物)に出会った富太郎は、「日本中の植物を書物にまとめたい」という夢を抱く。
富太郎、上京
その後、帰郷して2歳年下の従妹・猶(なお)と結婚するも、本格的に植物学を学ぶため、22歳で再び上京。
東京大学理学部の植物学教室に出入りしながら、研究に没頭します。
25歳で『植物学雑誌』の創刊に加わると、26歳の時にはかねてから頭にあった『日本植物志図篇』を自費で刊行。
印刷工場で石板印刷を学びながら、自作の絵を載せました。
これが、今でいう植物図鑑のはしりです。
2人目の妻・壽衛(すえ)との出会い
1人目の妻・猶(なお)との夫婦生活については明らかになっていませんが、2人は結婚後間もなく離婚。
そして26歳のとき、東大植物学教室の近くにあった菓子店で、壽衛(すえ)と出会います。
14歳と少女だった壽衛は富太郎のアプローチに戸惑いましたが、その後一緒に暮らし始め、翌年には第一子・園子を出産。
その後13人もの子供をもうけました。
植物学者として活躍
経済的に苦しいながらも、研究のための書籍や資料の購入には出費を惜しみません。
帝大から刊行費用が出ることもありましたが、富太郎と対立関係にある学者から妨害され、中断。
しかし、富太郎は粘り強く研究活動を続け、個人で『植物研究雑誌』を創刊するにまで至ります。
富太郎の晩年
その後富太郎は、77歳まで東京帝国大学理学大学の講師をつとめます。
78歳の時には、富太郎の集大成となる『牧野日本植物図鑑』を刊行。
現在でも販売され続けています。
90代に入ると病気がちになり、94歳で死去。
朝ドラ『らんまん』のキャスト一覧
つづいて、『らんまん』の出演者一覧です。
主人公とその家族
- 槙野万太郎:神木隆之介/澤井梨丘(幼少期)
主人公,小学校中退ながら「日本の植物学の父」と呼ばれるまでになる - 槙野寿恵子:浜辺美波
万太郎の妻,和菓子店・白梅堂の元看板娘
「蜂屋」本家の人々(高知)
- 槙野綾: 佐久間由衣
万太郎の姉,竹雄と共に、酒造・蜂屋を受け継ぐ - 槙野ヒサ:広末涼子
万太郎の母,元々身体が弱く、若くして亡くなる - 槙野タキ: 松坂慶子
万太郎の祖母,女手ひとつで蜂屋を切り盛りする - 槙野竹雄:志尊淳
蜂屋の番頭の息子,万太郎の良き理解者 - 幸吉:笠松将
蜂屋に出入り通っていた蔵人,綾の初恋の相手 - 市蔵:小松利昌
竹雄の父,蜂屋の番頭 - ふじ:石村みか
竹雄の母,蜂屋の女中頭 - 寅松:嶋尾康史
蜂屋の杜氏,酒造りの最高責任者 - たま:中村里帆
蜂屋に仕える働き者の女中
「蜂屋」分家の人々(高知)
- 豊治: 菅原大吉
「蜂屋」分家の小物問屋,万太郎をうとましく思う - 伸治:坂口涼太郎
豊治の息子 - 紀平:清水伸
「蜂屋」の分家
佐川で出会う人々
- 池田蘭光:寺脇康文
万太郎が通う学問所・名教館の学頭 - 坂本龍馬(天狗):ディーン・フジオカ
土佐の脱藩浪士,万太郎と偶然出会う - 広瀬佑一郎:中村蒼
万太郎の学友,最先端の工学を学ぶため渡米 - 榎木孝明:塚田昭徳
佐川領主深尾家の家臣 - 堀田鉄寛:綱島郷太郎
佐川の町医者 - 堀田寛太:新名基浩
鉄寛の息子,万太郎とは親友
高知で出会う人々
- 早川逸馬:宮野真守
高知の自由民権運動の壮士,万太郎に「自由」とは何かを説く - 中濱万次郎:宇崎竜童
ジョン万次郎,土佐の漁師だったが、アメリカへ渡る - 山元虎鉄:濱田龍臣
高知の遍路宿・角屋の息子,のちに上京して万太郎の助手になる - 楠野喜江:島崎和歌子
自由民権運動の支援者,「民賢ばあさん」と呼ばれる
十徳長屋の人々
- 安藤玉恵:江口りん
十徳長屋の差支配人,住人たちの相談役 - 倉木隼人:大東駿介
彰義隊の生き残り,酒と賭け事におぼれた生活をしている - 倉木えい:成海璃子
怪我を負った隼人を看病したことがきっかけで、夫婦になる - 及川福治:池田鉄洋
干物を売る棒手振り,娘と十徳長屋に住む - 宇佐美ゆう:山谷花純
小料理屋の女中,能登生まれの訳あり女性 - 堀井丈之助:山脇辰哉
十徳長屋の住人,東大文学部の落第生 - 牛久亭九兵衛:住田隆
十徳長屋の住人で、噺家,真打にり長屋を去る
和菓子屋・白梅堂で出会う人々
- 槙野(西村)寿恵子:浜辺美波
万太郎の妻,和菓子店・白梅堂の元看板娘 - 西村まつ:牧瀬里穂
寿恵子の母,根津で和菓子屋・白梅堂を営む,元芸者 - 阿部文太:池内万作
白梅堂の菓子職人,温泉宿の跡取り息子 - 笠崎みえ:宮澤エマ
まつの妹,姪っ子の寿恵子の世話を焼く
博物館で出会う人々
- 野田基善:田辺誠一
植物学者,万太郎のため東大植物学教室への紹介状を書く - 里中芳生:いとうせいこう
万太郎が憧れる植物学者のひとり
東大植物学教室の人々
- 田邊彰久:要潤
東大植物学教室の初代教授,万太郎に大きな影響を与えた存在 - 徳永政市:田中哲司
東大植物学教室の助教授,万太郎が教室に出入りすることに反発 - 大窪昭三郎:今野浩喜
東大植物学教室の講師,のちに万太郎を共同で論文を発表 - 波多野泰久:前原滉
東大植物学科の学生,2年生 - 細田晃助:渋谷謙人
東大植物学科の学生,4年生
東大植物学教室のキャストをくわしく見る↓

寿恵子と出会う人々
- 高藤雅修:伊礼彼方
元薩摩藩の実業家 - アナンダ・ジェイコブズ:クララ・ローレンス
寿恵子の音楽とダンスの先生
朝ドラ『らんまん』最終回はいつ?
初回放送日 | 2023年4月3日(月) |
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最終回放送日 | 2023年9月29(金) |
らんまんは、2023年4月3日(月)に放送開始した、108作品目の朝ドラです。
『らんまん』の放送時間
NHK総合
月〜金 8:00〜8:15 | 12:45〜13:15
BSプレミアム(先行放送)
月〜金 7:30〜7:45 | 11:30〜11:45
『らんまん』土日は総集編を放送
「平日は見られない」「1週間分まとめて見たい」という方は、土日の総集編がおすすめです。
BSプレミアム(アンコール放送)
土 9:25〜10:40
NHK総合(総集編)
土 8:00〜8:15
日 11:00〜11:15
朝ドラ『らんまん』ナレーション・主題歌など
朝ドラといえば、ナレーション(語り)と主題歌も気になるところ。
作品の世界観を感じられる重要ポイントです。
語り | 宮崎あおい |
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主題歌 | 『愛の花』あいみょん |
語りは、朝ドラ『純情きらり』でヒロインを演じたこともある、女優の宮崎あおいさん。
そして主題歌は、あいみょんさんの『愛の花』です。
『らんまん』のスタッフ
脚本 | 長田育恵 |
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音楽 | 阿部海太郎 |
植物監修 | 田中信幸 |
演出 | 渡邊良雄 ほか |
朝ドラ『らんまん』放送日程
第1週 『バイカオウレン』 | 1話:4/3(月) |
2話:4/4(火) | |
3話:4/5(水) | |
4話:4/6(木) | |
5話:4/7(金) |
第2週 『キンセイラン』 | 6話:4/10(月) |
7話:4/11(火) | |
8話:4/12(水) | |
9話:4/13(木) | |
10話:4/14(金) |
第3週 『ジョウロウホトトギス』 | 11話:4/17(月) |
12話:4/18(火) | |
13話:4/19(水) | |
14話:4/20(木) | |
15話:4/21(金) |
第4週 『ササユリ』 | 16話:4/24(月) |
17話:4/25(火) | |
18話:4/26(水) | |
19話:4/27(木) | |
20話:4/28(金) |
第5週 『キツネノカミソリ』 | 21話:5/1(月) |
22話:5/2(火) | |
23話:5/3(水) | |
24話:5/4(木) | |
25話:5/5(金) |
第6週 『ドクダミ』 | 26話:5/8(月) |
27話:5/9(火) | |
28話:5/10(水) | |
29話:5/11(木) | |
30話:5/12(金) |
第7週 『ボタン』 | 31話:5/15(月) |
32話:5/16(火) | |
33話:5/17(水) | |
34話:5/18(木) | |
35話:5/19(金) |
第8週 『シロツメクサ』 | 36話:5/22(月) |
37話:5/23(火) | |
38話:5/24(水) | |
39話:5/25(木) | |
40話:5/26(金) |
第9週 『ヒルムシロ』 | 41話:5/29(月) |
42話:5/30(火) | |
43話:5/31(水) | |
44話:6/1(木) | |
45話:6/2(金) |
第10週 『ノアザミ』 | 46話:6/5(月) |
47話:6/6(火) | |
48話:6/7(水) | |
49話:6/8(木) | |
50話:6/9(金) |
第11週 『ユウガオ』 | 51話:6/12(月) |
52話:6/13(火) | |
53話:6/14(水) | |
54話:6/15(木) | |
55話:6/16(金) |
第12週 『マルバマンネングサ』 | 56話:6/19(月) |
57話:6/20(火) | |
58話:6/21(水) | |
59話:6/22(木) | |
60話:6/23(金) |
第13週 『ホウライシダ』 | 61話:6/26(月) |
62話:6/27(火) | |
63話:6/28(水) | |
64話:6/29(木) | |
65話:6/30(金) |
第14週 『ヤマザクラ』 | 66話:7/3(月) |
67話:7/4(火) | |
68話:7/5(水) | |
69話:7/6(木) | |
70話:7/7(金) |
第15週 『ヤマトグサ』 | 71話:7/10(月) |
72話:7/11(火) | |
73話:7/12(水) | |
74話:7/13(木) | |
75話:7/14(金) |
第16週 『コオロギラン』 | 76話:7/17(月) |
77話:7/18(火) | |
78話:7/19(水) | |
79話:7/20(木) | |
80話:7/21(金) |
第17週 『ムジナモ』 | 81話:7/24(月) |
82話:7/25(火) | |
83話:7/26(水) | |
84話:7/27(木) | |
85話:7/28(金) |
第18週 『ヒメスミレ』 | 86話:7/31(月) |
87話:8/1(火) | |
88話:8/2(水) | |
89話:8/3(木) | |
90話:8/4(金) |
第19週 『ヤッコソウ』 | 91話:8/7(月) |
92話:8/8(火) | |
93話:8/9(水) | |
94話:8/10(木) | |
95話:8/11(金) |
第20週 『キレンゲショウマ』 | 96話:8/14(月) |
97話:8/15(火) | |
98話:8/16(水) | |
99話:8/17(木) | |
100話:8/18(金) |
第21週 『ノジギク』 | 101話:8/21(月) |
102話:8/22(火) | |
103話:8/23(水) | |
104話:8/24(木) | |
105話:8/25(金) |
第22週 『オーギョーチ』 | 106話:8/28(月) |
107話:8/29(火) | |
108話:8/30(水) | |
109話:8/31(木) | |
110話:9/1(金) |
第23週 『ヤマモモ』 | 111話:9/4(月) |
112話:9/5(火) | |
113話:9/6(水) | |
114話:9/7(木) | |
115話:9/8(金) |
第24週 『ツチトリモチ』 | 116話:9/11(月) |
117話:9/12(火) | |
118話:9/13(水) | |
119話:9/14(木) | |
120話:9/15(金) |
第25週 『タイトル未定』 | 121話:9/18(月) |
122話:9/19(火) | |
123話:9/20(水) | |
124話:9/21(木) | |
125話:9/22(金) |
第26週 『タイトル未定』 | 126話:9/25(月) |
127話:9/26(火) | |
128話:9/27(水) | |
129話:9/28(木) | |
130話:9/29(金) |
朝ドラ『らんまん』のあらすじ|まとめ
『らんまん』のあらすじ・ネタバレを解説!
ということで、神木隆之介さん主演『らんまん」の放送日やキャスト、あらすじについてお届けしました。
「日本の植物学の父」と呼ばれる牧野富太郎さんをモデルにしたこの作品。
SNSでも好評で、視聴率も最終回に近づくにつれて上昇しています。
そんな『らんまん』の最新情報は、当サイト(朝ドラカフェ)にて速報中!
朝のホッと一息タイムにお越しください。
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