男性主人公の朝ドラをすべてご紹介!
朝ドラ歴代108作品の中で、男性が主役の物語は何作品ある?!
『エール』や『らんまん』など、人気作品の魅力もまとめました。
男性主人公の朝ドラって何がある?
朝ドラといえば、女性ヒロインのイメージが強いですよね。
しかし2020年放送の『エール』、2023年の『らんまん』と、男性主人公の朝ドラにも良い作品はたくさん♪
そんな朝ドラ×男性主人公の歴代作品を一覧で見ていきましょう!
男性主人公の歴代朝ドラ一覧
作目 | タイトル | 放送時期 | 主演 |
---|---|---|---|
1 | 娘と私 | 1961年 | 北沢彪 |
3 | あかつき | 1963年 | 佐分利信 |
5 | たまゆら | 1965年 | 笠智衆 |
7 | 旅路 | 1967年 | 横内正、日色ともゑ |
32 | ロマンス | 1984年前期 | 榎木孝明 |
33 | 心はいつもラムネ色 | 1984年後期 | 新藤栄作 |
35 | いちばん太鼓 | 1985年後期 | 岡野進一郎 |
44 | 凛凛と | 1990年前期 | 田中実 |
46 | 君の名は | 1991年前期 | 鈴木京香、倉田てつを |
53 | 走らんか! | 1995年後期 | 三国一夫 |
91 | マッサン | 2014年後期 | 玉山鉄二 シャーロット・ケイト・フォックス |
102 | エール | 2020年前期 | 窪田正孝 |
108 | らんまん | 2023年前期 | 神木隆之介 |
朝ドラ第1作目が、まさかの男性主人公だった!
1961年にスタートしたNHKの連続テレビ小説。
その記念すべき第1作目が『娘と私』。主演は北沢彪さんでした。
女性ヒロインのイメージが強い朝ドラですが、なんと1作目は男性主人公だったんですね。
これは意外な事実です!
7作目までは、男性・女性が交互に主演
1作目〜7作目(1968年)までは、男性主人公と女性主人公が交互に描かれています。
しかし、第8、9作目で女性主人公が連続。
それから第31作目まで、男性主人公の朝ドラは放送されませんでした。
1980年代、男性主人公の朝ドラが再び!
長らく女性ヒロインが続いた朝ドラですが、1984年の『ロマンス』で榎木孝明さんが主演。
なんと17年ぶりの男性主人公の朝ドラでした。
しかし1995年の『走らんか!』を境に、またまた女性主人公の朝ドラがずっと続くようになりました。
『マッサン』で19年ぶりに男性主人公が復活!
そして、19年ぶりの男性主人公となったのが『マッサン』です。
『マッサン』では、玉山鉄二さんとシャーロット・ケイト・フォックスさんがダブル主演。
シャーロットさんは、朝ドラ初の外国人ヒロインになりました。
『マッサン』平均視聴率
2014年後期に放送された『マッサン』。平均視聴率は、22.1%でした。
この頃の朝ドラは、20%超えが連続!その勢いのまま、『マッサン』も20%を超える高視聴率を記録しました。
『エール』に窪田正孝さんが男性単独主演|2020年
【 来春 #朝ドラ 『 #エール 』ヒロイン発表!】主人公・古山裕一( #窪田正孝 さん)の妻・金子(きんこ)役を演じるのは #二階堂ふみ さん!2,802名にも及ぶ応募の中から、オーディションで選ばれました!会見では、お二人そろって満面の笑み。早くもいいハーモニーが感じられる会見となりました♪♪ pic.twitter.com/iwal3IvEAn
— NHKアーカイブス (@nhk_archives) June 3, 2019
2020年には窪田正孝さんが『エール』に主演します。
『マッサン』は男女ダブル主演だったので、男性単独主人公は25年ぶり!ということになります。
二階堂ふみさんが主人公の妻を演じたことでも話題になりました。
『エール』平均視聴率
2020年放送の『エール』。平均視聴率は、20.1%でした。
1つ前の『スカーレット』が19.4%だったので、『エール』は前作を上回る高視聴率となります。
『らんまん』に神木隆之介さんが主演|2023年
そして2023年後期も、男性単独主人公!それが最新作『らんまん』です。
主演は神木隆之介さんで、主人公の妻は浜辺美波さんがつとめました。
『らんまん』平均視聴率 ※未発表
『らんまん』は、2023年9月に最終回を迎えます。
平均視聴率がわかり次第、お知らせしますね♪
朝ドラに女性ヒロインが多い理由は?
ということで、男性主人公の歴代朝ドラをすべて紹介しました。
そもそも女性ヒロインが多いのはなぜでしょうか。
リサーチしてみたところ、「ある作品がきっかけになったのでは?」という見解を目にしました。
女性ヒロインに視聴者の共感が寄せられた『おはなはん』
その「きっかけ」と言われている作品が、1966年に放送された『おはなはん』です。
女優の樫山文枝さんがヒロインを演じた『おはなはん』は平均視聴率45.8%、最高視聴率56.4%を記録!
この作品が好評だったので、女性ヒロインが続くようになったのでは?と推測されます。
たくましく生きる女性ヒロインに多くの視聴者が共感!
『おはなはん』は、等身大ヒロインの波瀾万丈な一生を描いたストーリー。
当時はかなりの反響が寄せられました。
それもそのはず、国民の半数近くが観た作品ですもんね。
今の朝ドラの土台となったのが、この『おはなはん』だった可能性が高いです。
今後、増える?!男性主役の朝ドラ3つの共通点
最近は、『エール』『らんまん』と男性主人公の朝ドラも好調!
今後も男性主人公の朝ドラは制作されるのか、気になりますよね。
ということでここからは、男性が主役の朝ドラの魅力や、その共通点をまとめてみました。
共通点1.実在人物をモデルにした主人公
朝ドラには、実在人物をモデルにした作品と、架空の人物を主人公にした作品があります。
たとえば『あさが来た』『花子とアン』『とと姉ちゃん』。これらのヒロインはモデルになった女性がいます。
一方で『あまちゃん』『ひよっこ』『舞いあがれ!』は、脚本家によるオリジナルストーリーで、ヒロインのモデルはいません。
男性主人公の作品はというと…
- 『マッサン』主人公のモデル:竹鶴政孝
- 『エール』主人公のモデル:小関裕而
- 『らんまん』主人公のモデル:牧野富太郎
と、実在人物がモデルになっていることが大きな共通点です。
共通点2.主人公を支える妻
次の共通点が、主人公の妻。
『マッサン』『エール』『らんまん』には、最愛の妻がいます。
「もはやダブル主人公?!」と感じるくらい、奥さんの存在感は絶大です!
共通点3.夫婦愛・家族愛
夫婦愛や家族愛が丁寧に描かれているのも、男性主人公作品の共通点です。
『マッサン』『エール』『らんまん』に出てくる妻は、困難に直面したたときもいつも温かく夫を支えています。
また夫婦愛だけでなく、子供や兄弟、親たちとの関わりも丁寧に描かれていると感じます。
来年以降の男性主人公の朝ドラは?!
最後に、今後の朝ドラ主人公について。
2023年は、前期に『らんまん』(男性主人公)、後期に『ブギウギ』(女性主人公)が放送されます。
そして、2024年は『虎に翼』と『おむすび』が発表済み。
男性主人公の朝ドラはしばらくない
『虎に翼』は女優の伊藤沙莉さん、『おむすび』は橋本環奈さんが主演することも決まっています。
2024年は男性主人公の朝ドラはありませんでした。
2025年以降の情報はまだありませんが、わかり次第お知らせしますのでお楽しみに♪
男性主人公の歴代朝ドラまとめ!
今回は男性主人公の歴代朝ドラをすべて紹介しました。
個人的には、
にびっくりしました。
男性主人公の朝ドラは108作品中13作品と少ないですが、『らんまん』の主役・神木隆之介さんの評判が上々♪
私も大好きな作品になったので、今後もぜひ男性主人公モノを制作してほしいところです!
最後までご覧いただきありがとうございました。
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