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椎名林檎に毒されたメンヘラ女子の末路 憧れ病んでは憧れて

2015年08月03日

椎名林檎のファンはなんで痛いとかメンヘラだって言われるの?
「椎名林檎を聴いてる女のメンヘラ率の高さは異常」なんてページも出てくるくらいだから本当なんだろう。椎名林檎を聴いてる女子はそういう風に見られがちなのは、もう昔からの定義みたいなもの。あくまで全体像だから、1人1人がそうとは限らないけど。

椎名林檎といえば90年代後半に神風の如く現れた異才、奇才。
当時の彼女の言動、パフォーマンスに目を奪われた女子は数多くて、今や有名人にもファンがたくさんいる。
ファーストアルバム「無罪モラトリアム」なんてめちゃめちゃカッコいい。
ジャケット写真からもうそのセンスの良さが光りまくってた。1999年にリリースされたアルバム。

無罪モラトリアム

林檎嬢に憧れた こんな人見たことなかった

拡声器を持って歌うシンガーなんて見たことなかったし、ライブで手首に刃物を当てたり、血の付いた装束を着たり、ギターの持ち方ひとつもカッコいい、着物姿にギターなんて当時は斬新だった。

林檎嬢
林檎嬢

自らを「新宿系自作自演屋」と名乗った

「カートみたいだから、私がコートニーじゃない don't U θink? i 罠 B wiθ U」
「ピザ屋の彼女になってみたい そしたらベンジーわたしをグレッチで殴って」
「JR 新宿駅の東口を出たら其処はあたしの庭 大遊戯場歌舞伎町」
林檎の歌詞が当時ものすごくカッコよく見えた。漢字でこんなにカッコよく表現できるんだって初めて知った。漢字の良さを知ったのも林檎の歌詞からだって人は多いと思う。

椎名林檎 - 歌舞伎町の女王

こんな人は今までに見たことがない、別格のオーラを剥き出しにしてた椎名林檎の存在感。
行動、立ち振舞、歌声、曲、歌詞、ライブ表現、すべてに置いて今までに見たことのない女性シンガーだった。昭和の歌姫で表すとなんとなく中森明菜に近いのかな。存在感が強い、独自の路線、女性からの支持。

ベストアルバムは絶対出さないって宣言したり、曲間にまったく秒間がなかったりするとこもカッコ良かった。
とにかく演ること成すこと全部が別次元の人だった。

林檎嬢に取り憑かれてしまった女子は今どうしているのだろうか。

椎名林檎
椎名林檎
椎名林檎

東京事変はソロとは違った でも憧れは変わらない

椎名林檎はその後、東京事変っていうこれまた超クールなバンドを作った。
ソロ名義で3枚アルバムだしたら、もうソロ活動にはピリオドを打つって言って東京事変を作った。
ソロとはいろんな部分が違ったけど、東京事変はいろんな人に影響を与えた。

東京事変はボーカルが椎名林檎で残りのメンバーは全員が男。
しかも演奏技術も超1流のメンバーばかりを集めた。女にとってこれほどたまらない構成はないことを椎名林檎はやってのけた。
自分のために1流の演奏技術を持った男たちが音を奏でてくれる、その中心にいたのが林檎嬢だ。

こんなの女として憧れないほうがおかしい。カッコよすぎた。
全員が同じ衣装を着て演奏したりして、見てるだけで惚れ惚れした。
解散した今でも東京事変は今後も語り継がれるバンドだと確信できる。

事変に憧れてミュージシャンになった人だって今は沢山いるみたいだし、これからも支持されていくはず。

東京事変
東京事変
東京事変

 

東京事変 - 幕ノ内サディスティック

林檎の真似をして病んでは林檎を聴いて憧れて

女としての憧れを全部表現してくれてたのが椎名林檎だった。
「女」ってことを常に前に出してる林檎がカッコ良くて、それでいて才能もあってセンスもあって、色気もあって、なんでこんな人がいるんだろう?って不思議になるくらい魅力的だった。それは今も変わらない。

椎名林檎が爆発的に人気を得ていった90年代後半から00年代半ば、彼女に取り憑かれた女の子達はそれはもうたくさんいた。個人のブログで林檎について発信、林檎の衣装やメイクや振る舞いを真似した。
ヴィヴィアン系の黒いアクセサリーを付けたりして、ガラケーの待ち受けを歌詞画にしたりして。

椎名林檎 歌詞画
椎名林檎 歌詞画
椎名林檎 歌詞画


あまりの加熱ぶりに2ちゃんねるに「林檎板」なるものだってできた。
たくさんいたと言っても当時彼女を支持していた女の子達は学校で男友達がたくさんいるような、上位層じゃない。
プリクラとって、メイクして、あの男子がどうとか恋バナがどうとか、そういうリア充な女子層じゃない。
椎名林檎っていうのはCDを100万枚以上売ってたけど、支持していたのはアンダーグラウンドな女の子たち。キラキラした女子層は浜崎あゆみとかその辺を支持してた。

椎名林檎はもう活動15年を超えてる。初期の頃ハマったファンと東京事変からハマったファンでも層は違う。それに東京事変が解散してからのファンだっている。

離れていったファンだってたくさんいる。

東京事変として活動したことに失望して離れたファン、ベストアルバムみたいなものを出して離れたファン、CMとかに出演したりしたことが嫌になって離れたファン。SMAPに曲提供したり、紅白にだって出たんだから。デビューしたての椎名林檎と今の椎名林檎じゃ似てるようで、もう全然違う。

「新宿系」だった椎名林檎はもう居ない。椎名林檎も人間だった、変わっていったのは当たり前。

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でも椎名林檎を好きなる女は共通点が絶対にある。10年前に林檎を好きになった人と、今林檎を好きになった人は同じ感覚を持ってる。
だから「椎名林檎好きな女はメンヘラ」とか未だに言われてる。
今の言葉でいったら「こじらせ女子」みたいなもの。
どこか尖ってて、隔たってて、「自分の中の受け皿」が人よりも狭い。

そんなの偏見だし、そう言われることも仕方ないのはわかってる、椎名林檎を聴いててどう見られるのかは特に気にしたことはないし、どう見られてもいい、って言う人もいる。
椎名林檎が好きでいた、好きでいる私が好きだからって。

あの時キラキラしていた女子みたいにはなれないのはもうとっくにわかってる。ああいう風にはなりたくないって尖ってた自分もいた。尖ってることで損してることもわかってた。けどそれが自分が自分でいれる唯一の手段だったかもしれない。

でも結局、椎名林檎を聴いていた自分、今も椎名林檎が好きな自分を1番に受け入れることができる。

自分を受け入れることができるから椎名林檎が好きだ。
椎名林檎を受け入れることができるならそれで良い。

椎名林檎を好きでいることを卒業する必要なんてない。今でもこれからも憧れの存在として彼女は在り続ける。いつもカッコ良かった、あの時私にとって絶対的な存在だった椎名林檎をこれからも見ていたい。

なんて、

痛いことを連々と並べては、想いをブログに綴ったりする女の子達がいっぱいいたわけです。

椎名林檎好きには。

椎名林檎

椎名林檎

これが椎名林檎というアーティストであり、女だ。彼女の存在そのものが世の何かに拘り続ける女を余すことなく変えていった。

そんな林檎に取り憑かれてしまった女の末路は此の先何処へ往く。

 

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