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Perfume10周年 10年前を振り返る Youtube ニコニコ動画 木村カエラ

2015年03月11日

Perfume

Perfumeが2015年の今年、10周年を迎える。2005年の9月21日にシングル「リニアモーターガール」でメジャーデビューを果たしたPerfume。
あれから10年の時が流れた。この10年でPerfumeというユニットは様々なものや人に影響を与えてきた。
今ではワールドツアーやドーム公演も果たし、Perfumeと最新技術を使用したパフォーマンスや映像美は中田ヤスタカが手掛ける楽曲がリリースされるたびに注目される。


紅白歌合戦にも毎年出演し続け、NHKでは「MUSIC JAPAN」のMCも務めている。
そんなPerfumeの10年前を10周年経った今、振り返ってみよう。
10年経てば、5歳は15歳、10歳は20歳である。メジャーデビュー直後のPerfumeを知らない人もだいぶ増えたのではないだろうか。

Perfume

Perfumeは2005年にメジャーデビューを果たしているが、その前に長い下積み時代がある。
今年27歳を迎えるのっち、かしゆか、あ~ちゃんは26歳になるが、10年前は16歳、17歳の高校生であった。
3人とも広島生まれの広島アフターズスクール出身、2000年に自主的に「ぱふゅ~む」というユニットを結成する。
2002年から広島限定の地方アイドルとして活動をし始める。今やアイドル戦国時代と言われアイドルが何百と存在しているが、
当時としては今のようなアイドルが特別扱いされることもなかった。
広島ではショッピングセンターのイベントや広島の街祭りなどでパフォーマンスをしながら活動をしていた。

Perfume

perfume デビュー前 広島時代

2003年に上京し、アフターズスクール広島と提携している事務所「BEE-HIVE」に所属し、中田ヤスタカと出会う。
中田ヤスタカが初めてPerfumeのサウンドプロデュースをしたインディーズ初シングル「スウィートドーナツ」をリリースする。
それまでのPerfumeは今のテクノポップとは違い、アイドル歌謡を歌っていた。この中田ヤスタカの出会いが、すべてを変える。
Perfumeだけではなく、それまでのアイドルと音楽の在り方、テクノポップを一般的に浸透させたこと、アイドルや音楽、IT技術を組み合わせた新しいカルチャーをも生み出していく。
しかし中田ヤスタカと組んですぐに売れたわけではない。Perfumeが注目されたのは2005年のメジャーデビュー後だ。

Perfume

それまでのイメージを一新させ、テクノサウンドを全開にした楽曲やそれに合わせた衣装やPV、「近未来型テクノポップユニット」と自らを名乗り、活動していく。
初期三部作と言われている「リニアモーターガール」「コンピューターシティ」「エレクトロワールド」を2005年から2006年にかけてリリースした。
当時はテクノというジャンルも日本人の耳には慣れていなく、声を加工した歌声もすぐには受けることがなかった。
中田ヤスタカ自身の知名度もなかった頃である。Perfumeのあ~ちゃんもこの当時「ピコピコしていてよくわからない。自分たちに合わない。歌詞もよく分からない」
と言っていたほどだ。しかし、彼女たちは徐々に確実に人々に浸透していった。

[MV] Perfume「リニアモーターガール」

まず2005年にYoutubeが出てきたのが一番大きい。この頃、ネット文化の変化が著しかった頃である。様々なサービスが次々と出てきた時代だ。
その筆頭がYoutubeだ。当時のYoutubeといえばアーティストの公式動画などは存在しない。完全なる無法地帯であった。
2006年にファンによってYoutubeにPerfumeの動画が投稿され始める。
そして時を同じくして出てきたのがニコニコ動画である。この頃のニコニコ動画も今では考えられないほどの無法地帯であり、アニメ、ゲーム、映画、アダルト、音楽、なんでもありの場所として親しまれた。
ニコニコ動画に、当時流行っていたアイドルマスターの映像とPerfumeの楽曲をコラボさせた動画が大量に投稿され始める。
「これを歌っているのは誰なんだ!?」とPerfumeに対する関心が集まる。
この頃、同じくして出てきたのが初音ミクなどのボーカロイドである。
Perfumeのテクノサウンドとボーカロイドが出てきたことは必然性だったのかもしれない。

更に彼女たちの人気を爆発させたのがファンが上げた下積み時代の映像を凝縮させた映像だ。
大手レコード会社が作り上げたアイドルではなく、自分たちの力で夢のために頑張っているアイドルとして多くの人から共感を得ることになる。
こうして段々と著名人達も彼女たちの存在を知るようになる。
2007年、木村カエラのラジオ番組「OH! MY RADIO」でPerfumeの楽曲がヘビーローテーションされる。
木村カエラが当時「チョコレイトディスコ」のPVを見て衝撃を受け、自身のラジオ番組で流し始めた。
これがきっかけで更に多くの人たちにPerfumeの名は知れ渡ることになった。

Perfume

[MV] Perfume「チョコレイト・ディスコ」

そして2007年9月、5枚目のシングル「ポリリズム」をリリースし、念願のオリコンウィークリーTOP10入りを果たすこととなる。
ここからのPerfumeは快進撃だ。多くのメディアに出演し始め、Perfumeの名は全国区となっていく。
今では当たり前となっているが、夏フェスにアイドルとして出演を果たしたのもPerfumeが初である。
2007年の「SUMMER SONIC」に初めてアイドルとして出演。その後も多くの夏フェスに毎年出演している。
Perfumeが人気を獲得し中田ヤスタカの名も売れ始め、テクノとアイドルの融合の成功例として様々なものや人に影響を与えた。
Perfume以降と、Perfume以前では何もかもが違うといっていいだろう。BABYMETALもPerfumeがいなかったら存在しなかったかもしれない。

Perfume

そしてあれから10年を迎えたPerfume。彼女たちは今も進化し続けている。
世界へ向けた展開も本格化し、昨年には全米デビューを果たし、今年はアメリカ・カルフォルニアで行われるイベント「SXSW」などの出演も決定している。グローバルサイトではPerfumeの楽曲の歌詞を世界中の人たちが自分たちの国の言葉で翻訳できるプロジェクトもスタートしている。広島から生まれたアイドルは世界中を巻き込むほどの香りを放つようになり、人々を魅了している。
10年前とは違い、大人になった3人のパフォーマンスにも注目したい。
10周年というアニーバーサリーを迎えるPerfumeがどんな活動を見せてくれるのか、まだまだPerfumeから目が離せない。


Perfume 公式サイト
Perfume グローバルWebサイト

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