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芯の強い女、安室奈美恵。加工的メンヘラ女、浜崎あゆみ。

2018年01月11日
芯の強い女、安室奈美恵。加工的メンヘラ女、浜崎あゆみ。

女性人気を持続させるには?

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引退が決まってからというものの、以前にも増して安室奈美恵の神格化が止まらない。引退発表以前からも安室奈美恵は他の女性歌手とは違う、女性に支持されている、実力が飛び抜けている、若い世代からおばさん世代の女性までにも支持されている、といったイメージが付いており、本人の知らないうちに安室奈美恵=[女性の憧れ][神]、のような存在になった。世界の山脈を股にかける女イモトにも神格化されてるくらいだから致し方なし。

そんな安室ちゃんも昔はダウンタウンにいじられまくったり、天然っぽさがあったり、ポンキッキーズでランランとダサい踊りしてたり、沖縄のマウンティング女後ろに4人くらい連れてたりしてたんだ。

でも今の安室奈美恵はあの頃の安室奈美恵ではない。全日本人女性の憧れ、私も安室ちゃんのように強く、そして花のある女性になりたいと思う人が後を絶たない。安室奈美恵がこれほどまでに支持されている理由って?安室ちゃんは一体どこで自分を変えていったのか!?これは全女性に当てはまる課題である!安室ちゃんの意志を引き継いでいい女になれ!結婚して子ども産んでも綺麗でいろ!

安室奈美恵とは、なぜ女性に支持されているのか。

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同性に支持されなきゃいけない世界

ただでさえマウンティング、嫉妬、僻みの世界に生きている女達。女同士の社会で生きていくのはかなり難しい。日陰者になりすぎたら自分が損をするし、目立ちすぎても嫉妬の嵐で潰される、男に媚を売れば周りの女からの蹴落とし、迫害を受ける。基本めんどくさい、それが女。そして全女性がそう要領良く生きれるためのエンジンを持ち合わせているわけじゃない。女性社会で生き抜くための術を、学生時代から社会に出てからも女は身につけていくこととなる。

そんな女同士のマウンティング大会の中で生きてきた女性層に好かれるということ、これはかなり難易度が高い。

女性歌手という立ち位置がどんな存在か考えたことがあるだろうか。例えば今であれば西野カナだ。彼女は強い共感力によって女性の気持ちを見事に歌い上げてそれによって支持を得た。中には西野カナの歌詞なんて全く共感できない、なんて女もいるがそんな女はどうせ男からはモテないから西野カナゾーンにいる人は気にしなくてもいい。

そうつまり、女性歌手は、女に好かれなければ人気が出ることはない。なぜなら男は女性歌手の購買層にはならないからだ。男は女性アイドルに傾く、女性歌手には傾かない。AKBのようなアイドル勢のお客様が、普段は女に相手にされないモテない男達ならば、女性歌手を支持する層は、私もこんな風になりたい!私の気持ちを汲み取ってくれている!という10代20代のがーるず。紅白歌合戦に出ているから全世代、全国民に好かれているんじゃないか!なんて思いがちだが、その歌手やアイドルを支持してくれている層は、とても限られている。

安室奈美恵は90年代、10代〜20代前半の女性に支持を受けた。90年代に音楽業界を牛耳っていた小室の才能を惹きだし、当時、日本の娯楽カーストの頂点にいた渋谷を闊歩する女子高生を味方につけて、アムラー現象まで起こし、安室奈美恵を取り巻くものは社会現象の規模にまで広がった。

安室奈美恵はこの時点ですでに日本の歌姫史に残る存在となっていたのが凄い。この90年代後半の時点で引退したとしても、伝説の歌姫として今でも語り継がれていただろう。

しかし安室奈美恵の歌手活動は20代前半までの絶頂期を経て、20代半ば、後半、30代も続いていく。 ここで彼女が路線を変更していかなければもしかしら今の人気はなかったかもしれない。

自分プロデュースに成功した安室奈美恵

安室奈美恵は00年前半頃から小室哲哉の元を離れ、それまで出ていたテレビなどのメディア露出も極端に控え、自分で自分をプロデュースしていくスタイルに変化していった。この頃の安室奈美恵は低迷したとか、人気が落ちたとか言われていたが、その逆境も乗り越えて自分を魅せることに成功し、00年代半ばを過ぎる頃にはすでに今の地位を確立していた。それまで自分の売り方や、自分が歌う楽曲性などを全てお任せきりにしていたスタイルを、自分は自分自身で売っていくスタイルに変えたのだ。 これが何よりも安室奈美恵が支持されてきた理由のひとつ。

そして安室奈美恵の人気が低迷し始めた98年〜00年代前半。この頃に一躍、歌姫人気を獲得したのが浜崎あゆみである。

当時の浜崎あゆみの人気は凄まじく、アムラーと化していた10代20代女子は全て浜崎あゆみに流れた。1年毎に変わっていく流行に乗っていくスタイル、浮気し放題。それが当時の女子高生のやり方。ネットも未発達で、テレビが全てだった時代。

浜崎あゆみが支持されていたのは、その可愛らしい容姿や歌声、ファッション性はもちろんだが、何よりも当時の女子の気持ちを捉えた「歌詞」にあった。 今の西野カナと同じである。当時の女子高生の生き方を代弁していたのが浜崎あゆみ。今でいえばメンヘラと言われがちになりそうなその歌詞が受けていた。そしてその規模は全国に広がり、メジャーな存在へと変貌。浜崎あゆみがCDを出せばミリオン、ダブルミリオンは当たり前、2ヶ月に1回シングルをリリースしてもミリオン。アルバムを出せばトリプルミリオン。ジーンズに付けてたしっぽは爆売れ。歌番組に出ればトリを飾るのは当たり前。当時の10代、20代前半女子の憧れ、それが浜崎あゆみ。彼女もまた伝説の歌姫と化していったのだ。

安室奈美恵と浜崎あゆみ、どちらも時代を象徴する歌姫として持ち上げられ、そして売れた。

2人とも歌姫として日本の音楽史に名を残すことはもう決まっている。

だがこの2人、明らかな差がついてしまっていると今では言われてしまっている。凄まじい人気があったことを、今の10代キッズは知らない。

この2人の差、わかりますか。

この2人の生き方は歌姫としてだけではなく、世の一般女性にも繋がるような、見本になるような違いがあるんじゃないでしょうか。

自分を貫くのは「変わらない」ことじゃない

社会現象まで巻き起こすほどの人気だった浜崎あゆみ。あゆといえば魚じゃなく歌姫だった。あのあゆがここまでぶっ叩かれる人になってしまったのは、あの頃好きだった人からすれば少し悲しいだろう。何をやっても空回りしている今の浜崎あゆみはもう見ていられない。

インスタの写真は加工、全く出ていない歌唱力、維持できていない体型、ライブはキャンセル、売れないチケット、抜け出せないセレブ感、白人に夢見ては真似、スタイルが悪いのに真似、更に白人と結婚、離婚、必要のない周りの取り巻き、スタッフ、なぜかすぐ泣く、歳を取ったのにメンヘラ、かまってちゃんアピール、頑張ってるアピールをするのに太っているし歌声も出ていない、続けることが良いと思っている。

今の浜崎あゆみはもう見ていられない。全盛期の浜崎あゆみが今の浜崎あゆみを見たらどうするだろう。

痛々しい姿を晒す、体型すら維持できないくらいなら綺麗に引退する、これがファンのため。浜崎あゆみは「ファン」のことを考えていなかったと思われる。自分自身のこと、自分のこと、自分優先でここまで来たからこうなった。

一般人であれば女子がちやほやされる期間、それって20代半ばくらいまでだ。周りの男から自然とちやほやされる、なぜか寄ってくる、好かれる、それは「若い」からである。勘違いしないほうがいい、見るからに美人、可愛いほうではない限り、ちやほやされるのは「若い」から、この1点のみ。その若さを失ったとき、残っているものは何もない。若さだけに甘えて、他に何も自分にプラスしていなかったのなら何もない。寄ってくる男のレベルは年々落ちていくし、気づいたときには手遅れ。客観的に見れば、可哀想な婚活アラサーかアラフォーになっていることは間違いない。

20代半ばまでに寄ってきた男、それがあなたの人生で寄ってくる中で一番良い男だ。それ以降、よほど積極的に自ら頑張らない限り、それ以上の男には出会えない。悲しいけど、でもそれが現実。夢を見るのは学生までにしておこう。現実はシビア。高望みしていても王子様は現れない。自己評価をしっかりと見直したほうがいい。

若いときにちやほやされて、それが忘れられない。若さのみでモテていたことが抜けず、自分はいくつになってもモテると勘違い。そして高望みからも抜けられない。現実を見ていた子は早めに結婚して幸せそう。私は一体何をしていたの?そう気づいたときにはもう遅い。 昔はバカにしていた男にすら相手にもされなくなってしまっている。

そんな女、周りにいませんか?

忠告してあげてください、今の浜崎あゆみみたいになりますよって。

これは浜崎あゆみと全く同じ。浜崎あゆみは自分の若さだけで得られていた可愛さや歌声、若さの感性で書いていた歌詞、それが受けて、周りの大人達の力もあり、10代〜20代前半女子に絶大的な人気を得ていた。

アイドルだって若さのみで売れていたことを理解して卒業する。でも浜崎あゆみは、そこに甘えたんだろう。ちやほやされ続けたことから抜け出せない。自分は大物だという感覚が残り続けているんだろう。元々あった可愛さや、歌唱力に甘えて、維持する努力をしなかった。自分の感性も衰えているのに、それがまだあると思っているのだろうか。今の自分の評価が、未だに栄光を手にしていた自分だと思っているのだろうか。それとも過去の栄光から抜け出せない痛い人、になっていることにそろそろ気づいただろうか。

今の浜崎あゆみは、結婚して落ち着いた女芸人なんかよりも下に見られているんだ。

「私はああはならないようにしよう」

そう下の世代から思われている。

あれだけカリスマ的存在だった歌姫がここまで落ちぶれてしまっているって悲しいことだ。当時の人気を知っているからこそ、今の現状はとても悲しい。

1人の人間が輝ける時期なんて限られている。その輝きを持続させるには、圧倒的な努力や、良い意味で変わっていくことへの挑戦が必要。それを成し得ていたのが安室奈美恵という存在なんじゃないか。

安室奈美恵は全盛期の人気、やちやほやされてきたことに甘えずに、自分を変えていくこと、維持していくこを努力した。そして自分が持っている芯の部分はぶれない。自分がファンのために応える歌手だという点はぶれない。1人の母親が、女性が、40歳までそれを続けるってとんでもないこと。

だからこそこれだけ同性に憧れられる存在になった。

安室奈美恵は本当に伝説になった。もうこれ以上の歌姫は現れない。

それができずに痛々しい姿を見せ続けるくらいならば、アイドルのように綺麗に引退し、表舞台には出てこないほうがファンのためだ。そんなところに安室奈美恵と浜崎あゆみの差、違いがある。

そしてこの2人の生き方は、一般の女性にも通じる。人生は若いときだけじゃない。20代前半で終わるものじゃない。その後も、30代も40代も50代も、それ以降もある。そんなこと本当は誰もがわかっているだろう。

安室奈美恵という存在は、現代人の1人の女性としての生き方も教えてくれた、そんな特別な存在なんじゃないだろうか。

ベストアルバム「Finally(DVD付)」 / 安室奈美恵

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