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YUIを見ていると幸せって歌手になることでも、結婚することでもないんですね

2017年12月26日
YUIを見ていると幸せって歌手になることでも、結婚することでもないんですね

全て手に入れたYUI

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今更ですがシンガーソングライターのYUIが離婚しましたね。

YUIといえば今のギター女子、ギタ女の先駆けとなった存在であり、彼女がいたからこそ、今溢れんばかりのアコギ片手に弾き語る女子が増えたと言ってもいいわけです。

YUIがその土台を作った、YUIがあってmiwaがあり、大原櫻子があり、家入レオがあり、片平里菜があり、女子だけのバンドがあったりする、と言ってもいいくらいの、みんなの憧れの眼差しだった存在がYUIです。

誰からも愛され、支持されていたYUIですが、ある日突然活動を停止し、全く表舞台に出てこなくなりました。

なにが原因か本当のことはわかりませんが、この世界がイヤになったとか、「YUI」という作られた自分がイヤだったとか、色々あります。そして自分のやりたいことをやるためにバンド「Flower Flower」を結成し、その後に結婚して子どもも生まれて幸せかと思いきや、今度は離婚。

普通の感覚であれば、顔もめちゃくちゃ美人。目指していた歌手になり、華やかな世界で羽ばたいた。同性からも圧倒的な支持を得られた。これだけ見ても、満たされて満たされて仕方がないじゃないですか?幸せそのものじゃないですか?

なのにも関わらず自分からその世界からいなくなったのです。一体なぜ?WHY?

一般ピープルにはとてもじゃないけど理解できません。ですが本人とってはとても辛く、苦しいことであったと。一体なぜ?

最近も韓国のスターが自殺したりと、一体なぜそれだけのものを手にいれたのに「死」を選ぶんだ?と疑問しかない人もいますよね。ですが本人にとっては死を選ぶほど苦しいことだったのです。

きゃりーぱみゅぱみゅが「この業界はずっと苦しい」とツイートして反響を呼びました。

理解しがたい。経験した人じゃないとそれは実感はできない。
YUIもその1人だったのかもしれません。

幸せとは一体なんですか?

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YUI、バンド活動中に闇に満ちた歌詞を書く

YUI、バンド活動中に闇に満ちた歌詞を書く

YUIってソロ活動を停止した後、それまでの自分に反抗するように金髪になりましたよね。よほど抑え込まれていたと思われるほどの反動。中学生かよって思えるくらいですが、大の大人が金髪にする、それはそれほどまでに我慢していたんだろうなと捉えることもできる。

YUIは「恋しちゃったんだ♪たぶん気づいてないでしょう?」

の自分が心底イヤだったのかもしれない。彼女がこの曲を歌ったり、テレビで歌ったりしているときに「笑顔」を見せることはほとんどなかったように思える。

元々クール、ミステリアスな雰囲気で、そこに美人という要素も加わり、男に媚び売るようmiwaタイプとは正反対のYUIだからこそ、同性にも支持を得られた。

美人だけど、男に媚び売らない性格だからこそ、「恋しちゃったんだ」なんて青臭い歌、もしくは売れ線のJPOP、自分がまるで商品のように扱われて歌うこと自体、当時はイヤだったのかもしれない。でもそれを歌わないと売れないし、飯は食べていけない。そして事務所やレコード会社は許さない。バックの大人が許さない。

まぁでもこれって、

結構わがままですよね。どんな社会であれ、みんなが我慢しているのに、みんなが上司や上の世代の圧力の我慢をしているのに、自分だけやりたいことができないからうんざり!なんて態度を取られても、それが甘えだと言われても仕方がない。

やりたいことをバンドという形でやりだしたYUIはこんな歌詞を書きました。

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コーヒー

ため息ついた 飲めないのにコーヒーを飲んだ
もういいよね やめよう すべてはどうでも良くなってきた ah ah
だまされないように 気をつけてねと君は笑って言った
そんなのわからないよ
心が機械になればいいけど うまくいかないんだ
ため息はなおらない
楽しくないけど、まだやらなくちゃ
POPなメロディ嫌気が差すの
逆らって生きたら、居場所がないの oh
Aメロつくって、Bメロ、Cメロ、そしてDメロ
決まった順番に自由とか発想とか無視してばっかり
こんなこと歌えばあいつは変わりすぎてるとか言ってる
普通もキチガイもどちらにしてもお互いに変なのに
うまくいかないんだ
ためいきはつづいてる
だるくてしょうがない
けど明日はくるんでしょ
POPなメロディ 嫌気が差すの
逆らって生きたら居場所がないの
塗り替える勇気も持ってないくせに
歌ぐらいは自由に歌わせてくれよ
消え失せろ 消え失せろ 消え失せろ 消え失せろ
消え失せろ 消え失せろ 消え失せろ 消え失せろ消え失せろ 消え失せろ
ため息ついた 飲めないのにコーヒーを飲んだ
もういいよねやめよう ほんとはしがみついていたいのさ

 

病んでいる。

「POPなメロディ嫌気が差すの」

顔は美人なのに心は病んでしまったのがとても可哀想だ。でも、これもどうなのだろう?

歌手やバンドって確かにアーティストではあるが、お金が動いている以上、それは仕事、ビジネスなわけです。色んな人達が後ろにいて莫大なお金が動き、社会が周るように、アーティストを取り巻く世界も周っているわけですよね。YUIもその1人であり、そういう大人たちがバックにいたからこそ、それだけの地位や名誉やお金も手にいれることができた。アーティスト1人の力ではない。彼らが1人の力でできることなど、ちょびーっとしかないわけです。

後ろに色んな才能ある、仕事のできる人達がいるからこそ、彼ら彼女らは輝けるわけです。

歌を歌うことは「仕事」

でもそれは自分の歌いたい歌ではない、作りたい曲ではない。何かを作る、というクリエイティブな芸術的な仕事をしている人にとって、自分の作りたくないものを作るということほど苦しいことはないのかもしれない。

芸術思考な人達はお金や地位のためだけに何かを作るという行為はできない。

彼ら彼女らはそんな論理的思考は持ち合わせていないからなんです。売れ続けている人達だって、たまにアルバム曲に闇に満ちた曲があったりしますよね。それが本人達の本心なんじゃないでしょうか。シングル曲は"みんなのうた"。

何も手に入れていない一般人からしたら、YUIの立場は羨ましすぎるし、一体何が苦しいんだと思います。だけどその立ち場になってみないとその苦しさはわからない。

容姿も、才能も、地位も、お金も、女としての幸せも、全てを手に入れても満たされないのが人間。

幸せとは、一体なんですか?

 

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