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日本の女子代表、SHISHAMOが紅白に出たって夢があるなぁ

2017年12月23日
日本の女子代表、SHISHAMOが紅白に出たって夢があるなぁ

女子代表、SHISHAMO

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「宿題が終わらない」

そんな曲を作っていたところから始まった軽音部バンドがSHISHAMOである。確か最初は柳葉魚(ししゃも)っていう漢字表記だったはずだ。

そんな可愛らしくもあり、趣味で終わるのかな?くらいに見えてもおかしくないバンドが紅白にまで登りつめたってまだまだこの世界には夢があるって思いませんか?

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SHISHAMOが支持されたのは共感力

SHISHAMOはスリーピースバンドであり、作詞作曲を手がける宮崎朝子を筆頭に成り立っている。全ては彼女の手腕によるものが大きいが、他の2人(ドラム吉川とベースの松岡)もSHIHSAMOという存在を表すのには欠かせない。SHISHAMOがなぜ成功したか?

それはボーカル宮崎の才能が一番のところだが、彼女自身の芸術的才能やポテンシャル。彼女ってイラストもささっと描けちゃうし凄いですよね。しかし芸術的才能が少し飛び抜けているからといってそこまで成功するとは限らない。

やっぱりSHISHAMOにあるのは共感性、共感力。つまるところ西野カナのそれと同じだ。

SHISHAMOってよくネットのチラ裏ではブスだの、ブスだのブス、ほとんどブスというキーワードで埋め尽くされるほど、言われているが、そこがまさに共感性を呼んでいることだと気付かずにブスの一言で終わらせるノータリンには腹が立つ。

そもそもこの世界には美人なんて極少数、アイスの当たりよりいない。宝くじ当てるほうがまだ美人を捕まえるより簡単なんじゃないだろうか。だから美人がバンドをしても人気が出ない、美形がバンドをしたところで、そこに「共感性」はない。そこにあるのは「憧れ」「尊敬」「嫉妬」「嫉み」「妬み」といったところだろうか。

今の時代を生き抜いていくには共感性が一番重要なポイント。そこに見事にクリーンヒットしたSHSIHAMOが紅白まで行けたのは不思議なことではないんだ。SHISHAMOが書いているのも、西野カナが書いているのも「恋愛」、「恋」。結局はこれなんだ。多くの女子のハートを掴むには恋を描く。そもそも西野カナだってロックバンドだって、そこを支持しているのはほぼ全てが10代の女子。そこに焦点を当てるのであれば恋愛を描かないでどうする。

そして西野カナがある程度、恋愛に肯定的な女子群を味方につけているのであれば、SHISHAMOが味方につけているのは恋愛に臆病な女子群。同じ女子でもジャンルが違う。恋愛強者か、恋愛弱者かという言葉を使うのであれば、SHISHAMOのほうは恋愛弱者。西野カナに共感する!と言っているのは、ある程度自惚れができる恋愛に前向きな女子達。でもSHISHAMOはそことはまた違う。

恋愛に億劫で、好きな人ができても「私なんか」と卑屈になり、何もできなくて、殻に閉じこもって、でも私だって恋愛はしたい、けどやっぱり無理だから斜に構えてよう、なんて、恋というものに対して少し鬱屈した精神性を持ち合わせている女子、そこにめがけてボールをストレートに投げてているSHISIHAMOは多くの共感性を呼んでいる。

ここ数年のスマホやSNSの発達によってそういう恋愛に臆病な女子だって山のようにいるんだということが浸透してきたことも大きい。90年代~00年代前半あたりのトレンディドラマとかさ、今見直してみてごらん。これが日本人のスタンダードな恋愛ですよ~なんて刷り込むような展開。あんなものは容姿の優れた全体の10%にしか満たないような層にしか出来ないことなんだ。それをあたかも当たり前のようにした恋愛至上主義によって少子化も加速して、恋愛弱者が牙を向いてしまった昨今のネット。そしてまたここから恋愛という価値観は変わっていく。

現時点で、恋愛というものの価値観、固定概念がかなり変わりつつある現代において、SHSIHAMOのような「恋愛したいけど上手くできないんだ」という女子に向けて歌う共感性はとても必要とされているということ。

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美人だって共感してる

美人がバンドやっても売れないんじゃないか、と言うが、SHISHAMOを聴いている美人はいるだろう。

美人だからって誰もが恋愛強者なわけじゃない。むしろ、「高嶺の花」となっていて誰も手が出せずにいて、周りは美人だと認識しているのに誰一人彼女に手を出さないから、そのせいで恋愛弱者になっている可能性だってある。

美人の性格がみんながみんな積極的なわけでもなく、才気溢れる人でもなく、むしろ内向的な人だって沢山いるだろう。だとしたら美人でもSHISHAMOが描く世界に共感性を覚えている人もいるだろう。

誰が聴くか、ではなく、誰がやるか、だ。共感性はそこにある。SHISHAMO、宮崎朝子ってブスだってよく言われているけど、街を歩いている女子を端から端まで見渡してはどうだろう。そりゃ表参道とか行けばモデル級の女子だっているかもしれないが、ほとんどはほとんどは、日本全国にいるほとんどの女子は宮崎朝子タイプなんだよ、現実みようぜ男子諸君。

そもそもそんなにブスではないし、むしろ可愛い。歌声だって色気があるし、才能もあるし、恥じらうこともできそうだし、なんか普通に可愛く見えるよ。顔の造形美だけが全てだと思っているのはまだまだガキんちょな証拠なんじゃないでしょうか~。

そんなわけでSHISHAMOはジャパニーズ女子のほぼ平均値の代弁者として音楽を鳴らしているわけだから、もの凄く共感性が高いんだ。SHSIHAMOというバンドがここまで支持されたのは、今の時代だからこそのわけです。チャットモンチーは時代性にそこまでフィットしなかったのかもしれない。でもその後継者たるSHISHAMOが、これまでの恋愛に対する価値観や何かを変える一役を担っている。

紅白歌合戦出場、おめでとうございます。この先も彼女達の活躍から目が離せませんね!

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