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スピッツ草野マサムネの歌声って単純にシンプルに凄い

2017年10月24日
スピッツ草野マサムネの歌声って単純にシンプルに凄い

草野マサムネの歌声について

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スピッツのフロントマンである草野さん、マサムネさん。マサムネさんに限らずバンドマンって若くないですか。だってこの人もう50歳ですよ、50歳。50歳になって「チェリー」歌えるのはこの人だけだよ。50年前っていつか知ってますか、カラーテレビ出始めてまだ10年くらいのときですよ、半世紀も生きてるんですよ。それなのにこの見た目年齢。この人100歳くらいまで同じように生きてそう。100歳で「魔法のコトバ」歌ってください。この時点でもう尊敬します。

草野マサムネさんってもう名前に才能が表れてるんですよね。まずマサムネって刀かよって彼の存在を知った瞬間に、誰もが最初に思いますしね。シマウマ+ライオンみたいな名前じゃないですか。草食と肉食。草原みたいにゆったりしていて、さわやかな雰囲気も持ちつつ、名刀マサムネのように凛としていて芯は強く揺るがない。なんてカッコいい名前なんだよ。親までセンスあるって生まれる前から勝ってるよ。この名前を武器に本人をもっと前面に売り出しても良かった気がするんだけど、それをやらなかったのがスピッツの変わらない良さですよね。だって草野マサムネなんて名前持っていて、顔も良くてサブカル女子ウケして、一般層にも届く歌作れるんです。これならもっとアイドル的存在になれたじゃないですか。 でも本人はそこまで目立ちたがり屋さんでもないってところがまたこの人の良さですね。メンタルも弱いしね。ストーカーもされちゃうしね。ごゆるりとご活動してください。

なんでそんなに涼しげなの

そんな草野マサムネさんの何が凄いって色々あるんだけど、作詞センスとかメロディーメーカーとか芸術的センスとかとにかくセンスの塊なんです、芸大出てますしね。でもやっぱりあの歌声じゃない?って思いませんか。あの透き通るような歌声、あれ50歳で出してるんだぜ・・・嘘だろ。今すぐ周りを見渡してその辺の50歳をカラオケに連れていってチェリー歌わしてください。たぶん干からびに干からびた、しわしわのスルメイカみたいな歌声で歌うから。曲名も変わってしまうと思われます、「乾燥ちんこ」、とかに。

50歳で「愛してるの響きだけで強くなれる気がしたよ」って歌うのも相当キツイと思うんだ。愛してるの響きだけで強くなれる・・・普通の50歳なら歌ってる途中で吹き出すと思います。でもスピッツのマサムネさんだから何の違和感もなく歌えるんですよね、ルララ奇跡。

ロビンソンのイントロを生み出しただけでこの人は天才なんだけど、あの曲を軽々しく歌うこの人の歌唱力の高さにもちょっとは注目してみてください。歌唱力の高さランキングにスピッツの草野マサムネさんも入れてください。何が凄いってロビンソンくらいキーの高い曲をあんなに涼しげに眉1つ動かさずに歌ってるとこだよって誰もが思ってるんですよ。その辺の凄さがあんまり伝わってなくないですか。ロビンソンを原曲キーで歌ったことがある人ならわかると思いますが、とにかくキーが高すぎる。カラオケで良いとこみせようとした日にはルーララー宇宙ーので声アヒルみたいに引っくり返って恥かいて終わりですはい。隣の子、5分間スマホガン見してます。二人だけの国ってどこにあるんですか。

そもそもサビの始まりから声出ませんよね。でもこの人、深呼吸でもしてますよくらいの涼しい顔して歌うんですよ。なんでこんなに多才なんでしょう。なんでこんなに人間って差があるんでしょうか。50歳のおじさん達は全員草野マサムネに心の底では嫉妬してる。

高い声って普通はある程度力入れないと歌えないんですよ。自分が出せる標準キーより1つも2つも高いキーを連続で出そうものなら喘ぎ声出してるときと同じくらい苦しそうな顔してるんです。歌手の表情ってエロいですよね。ライブ中に汗かきながら苦しそうに歌う表情って最高にエロいですよね。でもこの人歌ってるときもそんなことほとんど感じさせない。どこまで淡白なんですか。ほんとにアルプスの山脈を撫でるひと吹きの風みたいにすーっと心に染み渡っていく。そう、それが良い。アルプス山脈の風知りませんが。

これってほんとはもの凄いことなんですよ。普通自分の作った曲、魂の篭った曲、気持ちを込めて歌いたいというのが作り手の本能だと思います。相手に伝えたいという気持ちが強ければ強いほどそれは表にも出るでしょうし、芸術的センスが秀でた人であればそれは強く出るのが当たり前だと思いませんか。

それなのにも関わらず、スピッツの草野マサムネという人は表向きはそんなことは微塵も感じさせない。でもそんな涼しげな澄まし顔をしている人こそ、内に秘めてる想いって滅茶苦茶熱いんですよね。熱い男じゃなきゃここまで第一線で活躍できないですよ。熱い想いが滾ってなきゃ、齢50にして「まだまだ醒めない アタマん中で ロック大陸の物語が」なんて歌えないです。凄いですよね、一流ってこういうことを言うんだよってスピッツが教えてくれる。 草野マサムネが教えてくれる。もっと評価されるべきだ今以上に。

 

スピッツが変わらないって本当?

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スピッツってよく変わらない姿勢が神だとか、スピッツだけは信じてついていけるとか、スピッツの音楽スタイルは誰にも批判されないとか良く言われますよね。でもあんまり言われているとそれって本当かなと疑問も湧いてくるわけです。いや、本当に変わっていないんですか?って思いませんか。だって人間が変わらないことなんてありえないことなんですね。バンドマンだって人なんです。生き物なんですよ。無機質な造形物じゃないんです。バンドが変わってほしくないって言ってる人ってアホなんですか。いや、その気持ちもわかります。昔好きだったあの人、久しぶりに見たら超太ってるし、ハゲてきてるしでもう見たくないですよね。いっそのこと綺麗な思い出のままであれば良かった。でもバンドマンだって人、血の通った人間なんです。ええ、変わります。いくらだってそりゃもういきなり社会風刺の楽曲ぶっこみたくなる衝動に駆られたりもしますよね。

そんなバンドマンだからこそスピッツだって変わってるんじゃないでしょうか。「スピッツは変わらない」って人は結局のところファンじゃないんですよね。マサムネさんの歌声だって年々変化していってるんですよ。どんなバンドだってファン以外が言うでしょ?「え?どこが違うの!?」って。ファンは「いやいやいや、ぜんっぜん違うんだよ」って反論するじゃないですか。スピッツだって30年もやってるんだから変わっているんです。

なぜ変わっていないように見えるのか?そこにスピッツの魅力があるんじゃないでしょうか。そう、彼らは変わっているのに変わっていないような自然さを見せる努力をしている。彼らだってガチガチのパンクロック調な曲をぶっこみたくなったりする欲求が表れるはずですよ。もしかしたら西野カナみたいな現代用語満載の恋愛リリックを書きたいときだってあるかもしれないんですよ。ミスチルみたいなストレートなメッセージソングを歌いたくなるときだってありますよ。BABYMETALなんかに楽曲提供したくなるときだってあると思いますよ。やろうと思えばベテランのスピッツであればいくらでもできるんです。でもそれをしない、だってスピッツを応援しているファンを裏切りたくはないから。女を次々と乗り換えていくヤリチンじゃないってことです。一途で誠実な男性、大好きですよね。でもそろそろ結婚くらいしてもいいと思います。いや、結婚したい。

そして変わらない努力って見習いたいですよね。

つまりスピッツ、最高です。

 

 

CYCLE HIT 1991-2017 Spitz Complete Single Collection


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