Ripy[リピー]|音楽アーティストを楽しむリスナーマガジン

Ripy[リピー]|音楽アーティスト アイドルを楽しむリスナーマガジン

「Q」の頃のミスチル桜井さんのカッコよさに憧れていた

2017年05月16日
「Q」の頃のミスチル桜井さんのカッコよさに憧れていた

ミスチルデビュー25周年イヤー記念

コラム「『Q』の頃のミスチル桜井さんのカッコよさに憧れていた」

Mr.Children、アルバム「Q」を語りたい

僕の中で「Q」ってアルバムはMr.Childrenの中でも屈指の名盤であって、1番くらいに好きなアルバムでもある。

1番っていうのは気分によって好きなアルバムが変わるので決めることはできない。でも基本的に変わらないことがあって、それは「深海」〜「It's a Wonderful World」までのMr.Childrenが1番好きだってことだ。この時期のミスチルはまずロックバンドとしての反骨精神とそれに見合った風貌や色気みたいなものがあったこと、それが音にも表れていたことが挙げられる。その中でも「Q」は特別なアルバムである。

スポンサーリンク

Qとはどんなアルバムか

Mr.Childrenが大ブレイクして、ミリオンヒットを飛ばして国民から認められるビッグバンドになったのにも関わらず、そこから一息ついて、自分達の好きなように、遊び心を取り入れてあんまり大衆を意識せずのびのびと作られたアルバム、それが「Q」。アメリカでレコーディングした楽曲もあったり、ダーツでコード進行を決めた曲があったり、酔っ払った桜井さんがセリフを挿入した楽曲があったり、かといえばミスチル王道のバラードがあったりと、もうそれはそれはバラエティに富んだ最強アルバムが「Q」。

9枚目のアルバムだから「Q」。Questionの「Q」。など色んな意味が込められている。

そんなアルバム「Q」が僕はもう大好きで、学生時代から何回聴いたかわかんないくらいだ。

「Q」をリリースした頃のMr.Childrenはその前のミリオンヒットを連発していた時代に比べると少し人気が落ちていた頃でもある。「Q」の売上げも当時超ブレイクしていた浜崎あゆみに負けて、連続アルバムランキング1位を逃して、2位に落ち着いた。シングルのミリオンヒットも「終わりなき旅」が最後で、「Q」に収録されているシングル「NOT FOUND」や「口笛」はミリオンならず。この頃はGLAYやラルクが台頭してきて、宇多田ヒカルや浜崎あゆみや椎名林檎なんかも出てきたりして、90年代半ばにヒットしていたミスチルは少し低迷していた時期でもある。

そんな時期だったからこそ好き勝手やれたのかな?ってのも思う。その「Q」のレコーディングの後期あたりからポップへ回帰していくのかな。アルバム「DISCOVERY」の頃からはプロデューサーのコバタケこと小林武史さんとは少し距離を置いていた時期でもあって、だからこそロックなミスチルが見れた時期でもあった。

でも「Q」で改めて桜井さんは「小林さんはミスチルに必要だな」って再確認したと当時放送されてた何かのVTRで見た。「Q」で桜井さんは「Mr.Childrenはすべてをやりきった」って想いでいて、この先何ができるんだろう?って悩んでいた時期でもあるんだよね。その後にまた大衆へ届くような音楽を作ろうという決意を胸に、ポップザウルスが出来上がり「優しい歌」へ繋がっていく。

そんなポップとロックの狭間にいたのが「Q」の頃のMr.Children。だから物凄くカッコいいのかもしれない。

 

Qの楽曲を語るよ

ミスチル好きが語るMr.Children「Q」。

もう17年も前のアルバムなんだよ。信じられないよね。何が信じられないって全く色褪せてないってこと。

1曲目に「CENTER OF UNIVERSE」って曲がある

この曲は聴くたびに聴くほど好きになる曲だと思う。「Q」自体が「スルメなアルバム」なんて言われてるから、全曲通してそうなんだけどね。

ゆったりとした曲かな?と思いきやちょっとずつBPMが上がっていってスピード感溢れる曲になるところがGood。歌詞がとても前向きであって、この世界は「僕が中心」と考えることもできて、「全ては捉え方次第」で今の現状を変えることができるっていう背中を押してくれる曲。パーキングエリアのくだりと、レトリバーが柴犬に変わるところが好き。Q以外でのライブでも結構披露されてるから桜井さんも好きな曲なんだと思う。

早口のところ、歌いにくいよね 笑 離婚問題について1日中考えた桜井さんが好きだ。

02 「その向こうへいこう」

この曲もへんてこなメロディーだよ。でもこの曲も前向きな歌詞であって、当時桜井さんが読んでた漫画「バガボンド」に影響されて書いた曲。「バガボンド」はあの「スラムダンク」を描いた井上雄彦さんの漫画ですね。この「その向こうへいこう」という曲はアルバム「SENSE」に収録されている「Prelude」にもそれを匂わせるリリックが出てきてとても感慨深かった。

3曲目はカラオケで歌うと難しすぎる「NOT FOUND」

ドラマ「バスストップ」の主題歌。主役がウッチャン。ハチの巣のジャケットが超インパクトがあって印象に残ってる。このシングルから縦長の8センチシングルじゃなくて、12センチシングルになったんじゃなかったかな。

何と言ってもミスチル1位、歌うのが難しいと言われている楽曲で、キーがメチャクチャ高いんだよ。桜井さんは負けず嫌いなとこもあってわざとキーを高くしてるみたいなことを昔何かの番組で言っていたのを記憶している。

PVがただ桜井さんが歩いてるPVなんだけど、このPVを見てからかな〜。みんなもやったことある?「イヤホン付けて音楽聴きながらPV風に歩く」ってこと。僕はよくこれやってました 笑

「微笑みを〜!」って語尾を伸ばして終わる曲はミスチルには意外と少ないあるある。

Number4 「スロースターター」

カッコよすぎるロックナンバーですよ。ギターリフ含めて全て好きです。この曲はねえ、アルバムもカッコいいんだけどQツアーのDVDの映像のほうがカッコいいんですよ。とにかくミスチルをちょっとでも好きになったなら見てほしい。

5.「Surrender」

僕はこの「Q」を10代の頃にずっと聴いていたんですが、サリンダーってなんだ!?ってずっと思っていたんですよ。そもそも15歳とか16歳の頃にミスチルを聴きまくっていたんですが、はっきり言って歌詞の意味とかよくわからなかった。特に恋愛系の歌詞に対しては 笑 だからその頃は応援歌的な曲のほうが好みだったんだけど、今だからわかるこの曲の良さ。

Mr.Childrenには別れの曲や、別れ際の曲やそういった心が痛くなるような曲が多いけど、この曲もそのひとつ。[(an imitation) blood orange]Tourでも久しぶりに披露された、渋すぎる演奏に惚れた。

ちなみ「愛されんだ」とかけているんです。こういうところ、本当に得意ですよね。

「つよがり」

蚊の鳴くような声で歌ってるんです。

「Q」の頃の桜井さんは全体を通してちょっとキンキンした歌声なんだけど、それが好きなんです。アルバムによって桜井さんの歌い方や歌声が違うところがMr.Childrenの魅力のひとつだとも思っていて、変化し続けるバンドだからこその魅力がそこにあるんですよ。

この歌詞も学生時代はその意味の深さはそんなにわかんかったなぁ。

Mr.Childrenの歌詞は、そのまま歌詞の意味を言葉として捉えるのと、自分がそういう体験や経験をして実感してからまた聴くのとは全く違った聴こえ方をするなって思っていて。例えば自分が桜井さんがこの作品を作った年齢に達してから聴くとまた違った聴こえ方をするんですよ。だから凄いんですよ、Mr.Childrenは。

あと学生時代に歌詞の意味がよくわからなくてもメロディーが良いからミスチルは聴けるんだよ。

シングル「ヒカリノアトリエ」に最近の「つよがり」が収録されてます。「ヒカリノアトリエ」バージョンはとても一音一音をとても丁寧に歌っていて、それはそれで好きだ。

7!「十二月のセントラルパークブルース」

十二月のニューヨークに行きたくて仕方がない。この曲が入ってるせいで「Q」ってアルバムは12月に聴きたくなる。ダコタハウスってなんだよ!ってこのアルバムをエンドレスリピートしていたときは思ってました。ニューヨーク・マンハッタンにある住宅地のことで、ジョン・レノンが射殺された場だそうです。

キー高すぎる。雪が降ってるときに聴きたい。

「友とコーヒーと胃袋」 8曲目!

このアルバム内で遊び心全開の曲。コーヒーを注ぐ音から始まる!こういう生活音を取り入れていたのが昔のミスチルなんだよな、最近のミスチルはそういう遊び心がないから困る。

この大人びた楽曲が当時10代だった僕には深く突き刺さったのです。なんてクールでカッコいいんだって。

桜井さんが酔っ払った勢いで録ったセリフがあるのがこの曲。

DVDだともっともっとアレンジが効いててカッコいいんですよ。

「そもそも僕はキリスト教に何の信仰もない!」なんて言い放つことに当時「すげえな!」って思いました。

全部筋肉に変えてしまおう。

「ロードムービー」

名曲ですね。「2秒後〜」のくだりが秀逸なリリックなことは有名ですよね。

バイクにハマってた桜井さんが書いた曲。この曲に憧れてバイクに乗りたいと思った。語ることは何もない名曲です。あとになって「よく(この頃)書けたなぁ」って桜井さんが言ってました。

09. 「Everything is made from a dream」

前曲とは打って変わって壮大なテーマを掲げた曲。人類とは?人類の夢とは?欲望とは?そんなことを問おうとした楽曲である。

桜井さんが書く曲にはたまに著名人が現れることがある。この曲には漫画家の巨匠、手塚さんが登場してますね。

この曲にもセリフが入ってますが、ミスチルメンバーとマイラバのakkoさんとかも参加してたかな?

DVDだと手塚作品が大登場してるんです。ぜひ。

「口笛」

何回聴いたかわからない、何度聴いたとしても名曲。この曲は確か当時の桜井さんが「昔の若々しいミスチルみたいな楽曲を」という意志で書いた曲だったと思う。

the pillowsの山中さわおさんがなんとなく店で流れていた曲を聴いて「この曲いい曲だなぁ」って思って聴いてたら、ミスチルの曲だったってのがこの「口笛」だったと思う。

ライブでの大合唱はMr.Childrenにしかできないような空間を作ってくれる。HOMEツアーの大合唱は本当に心から感動した。こんなことができるなんてなんて凄いアーティストなんだろうって心から思えた。

ちなみにシングルのシルエットはギターの田原健一さん。

「Hallelujah」

僕はこの歌詞が大好きなんですよ。

特に「優秀に暮らしていこうとするよりも〜マイナスからプラスへ〜」のくだりは最高です。

このアルバムの中でも特別な楽曲だと思います。

ラストの曲は「安らげる場所」

10月の〜で始まるこの曲、Mr.Childrenの曲には季節を表している曲はあんまりない。でもこのアルバムには「12月」、この曲の「10月」って単語がある。やっぱり秋〜冬が似合うアルバムだと思う。

Mr.Childrenのアルバムの最後は極上のバラードで終わることが多く、このアルバムもそう。

ミスチルのバラードを聴くと超一流料理でも食べてるかのごとく極上の至福の時へ誘ってくれます。

と、いうわけで、

「Q」は最高なんです。

アルバム「Q」を聴いたら、映像作品の「Mr.Children Concert Tour Q 2000-2001」も見てください。

DVD「Tour Q 2000〜2001」

もしも、アルバム「Q」を好きになったなら、QツアーをDVD化した、

「Mr.Children Concert Tour Q 2000-2001」も見て。

これ、ほんとカッコいいと思うんです。僕はこの頃の桜井さんに強い憧れを抱いていて、10代の頃に何回見たかわからないくらい。

まず桜井さんのロン毛ね。ロックバンドはロン毛一択だと思う。賛否両論あると思うけど、僕はロン毛の桜井さんが好きなんですね。だから「regress or progress」の頃とか、「シフクノオト」とかの頃の桜井さんは最高なんですよ。

そして1番はやっぱり「Q」の頃。しかも黒いジャケットにパンツ、そして淡色のシャツときたもんだ。これもう惚れるしかないでしょ。

「光の射す方へ」でステップ踏むところとか、ホント仕草すべてがカッコいいと思う。

この頃のMr.Childrenはお客さんと向き合う、お客さんの近くに寄り添う、お客さんを楽しませるってことをそこまで意識していなく自分よがりなライブになっていると思うんだけど、見ているほうからするとそっちほうがカッコよくて色気があって憧れた。

「Heavenly Kiss」とか「クラスメイト」とかあんまり披露しない曲も聴けますのでぜひ見てほしい。「クラスメイト」、最後のファルセット最高ですよ。

な、わけで「Q」は最高なんです 笑

10代の頃、僕の憧れでした。

もちろん今も変わらず憧れです。

そして、この頃の桜井さんは30歳だったと思う。つまり、僕はもうすぐそこに行き着くわけです。30歳になります。本田圭佑、渡辺直美とおんなじですね。なんてこったって感じですよ。全くそこに追いついてもいないし、永遠に追いつくことはできないんだけど、だからこそ今でも憧れで、これからもずっと憧れです。凄いなぁ。死ぬまでMr.Childrenは僕の中で憧れだと思う。

とにかく「Q」、聴いてね。


関連記事

 

 

人気の記事

こんな記事もあるよ