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アーティストがSNSをやらないほうがいい理由

2017年02月05日

アーティストがSNSをやらないほうがいい理由

アーティストがTwitterやインスタをやること

TwitterやInstagramが普及してから早いもので何年か、SNSは今や一般人だけではなく、アーティストやアイドルに欠かせないツールとなった。アーティストやアイドルが活動する中で、宣伝は必須科目である。そんな宣伝に一役どころか二役三役買ってくれているのがSNSである。むしろ公式サイトよりもよほどSNSでの投稿のほうが多くの人の目に触れ、拡散され宣伝になり、アーティストにとってはもはやどんなメディアよりも使えるツールである。

そんなTwitterやインスタだが、本当にアーティストが使用することは良いことなのだろうか。SNSはもちろん宣伝や告知になり、自分達のことを知ってもらうためには使わなければいけない。しかし、その反面でSNSで炎上するアーティスト、有名人が年々増えている。SNSでのたった一言、言い方の違いでそれまでファンだった人やファンじゃなかった人までもがそのアーティストに嫌悪感を覚えてしまう。

SNSはアーティストにとってはいわば諸刃の剣ではないか?

アーティストの神秘性がなくなる

アーティストの神秘性

アーティストのTwitterやインスタはファンにとってはとても嬉しいものだ。なんと言ってもアーティストのプライベートな部分が見れるのだからこれほど喜ばしいことはない。SNSが登場するまではそのアーティストがどんな人で、一体普段どんなことをしていて、どんな服を着ていて、どんなものを食べていて、そんな情報は雑誌かテレビ、それくらいでしか得られなかったものだ。しかし今の時代はいとも簡単にアーティスト本人がプライベートを晒ししている。今の時代のファンはなんて恵まれているのだろうかと昔誰かのファンだった人は言うだろう。

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しかし、そのせいでアーティストの神秘性が薄れてしまっている

昔の価値観で言えば、アーティストは手の届かない存在、決して一般人にはたどり着けない場所にいる神のような存在であった。しかしそれが今や全くもってなくなってしまっている。若いアーティストほどそれは顕著に表れていて、デビュー前からTwitterやインスタを使用しているアーティストはもはやファンにとっては大げさにいえば、「友達感覚」くらいの付き合いである。実際に会って話したことはないけど、毎日のようにツイートやインスタを追っていると、まるで昔から知っている友達かのような錯覚に陥るときがあるだろう。

最近ではSNSのみならず生配信をしているアーティストも増えてきている。自室で生配信を行ったり、弾き語りをしてみたり、ライブやテレビでは見せない普段の姿を拝めてしまうため、より一層身近に感じてしまう。

そんなこともあってか、アーティストの神秘性はなくなってしまった。才能があり、凡人とは違う、天才、決して届かない領域にいる存在、それがアーティストではなかったのだろうか。

 

たまに本性を出して炎上

たまに本性を出して炎上

SNSは使い方次第で良くもなるし悪くもなる、炎上してしまうことくらい有名人なら百も承知だろう。だが炎上してしまう有名人は後を絶たない。アーティストも人間なため、たまには本音を言ってしまいたくなる、吐き出してしまいたくなるときもあるのかもしれない。

そんなたまにの発言が炎上してしまって人気が急降下してしまったらなんてもったいないことか。それまではカリスマ性があったアーティストもひとつの発言で化けの皮が剥がれてしまったら・・・。

文字は感情を読み取ることが難しい。その背景にどんな思いがあるのかも読み取ることは難しい。更にSNSの発言は全世界に発信されてしまう。ファンじゃない人、全く無関係の人達も見ていることを自覚しなければいけない。もしも根っからのファンであれば、こういう人だからと理解してくれるかもしれないが、そうじゃない人には届かないかもしれない。

それまではそのアーティストをちょっと好きでたまに見ていた人や、ファンではないけど好印象を持っていた人など。もしくは全く興味がなく、そのアーティストについて考えたこともない人。そんな人にまでSNSの拡散された発言は届いてしまう。

何の印象も持っていなかった人が嫌悪感を抱き、嫌いな感情を持ってしまったら?人の感情は連鎖していく。それまで特にどうも思っていなかった人までもが嫌いな感情を抱いてしまう。もしかしたらその人はタイミング次第で好きになってくれたかもしれない。

アーティストの本性なんて本当は誰も見たくはない。謎めいたままが1番良いはずだ。例えば好きな異性の人の幻滅するような嫌な部分を見てしまったとき、見なきゃ良かったと思う人が大多数だろう。

 

SNSで吐き出して満足

SNSで吐き出して満足

アーティストがSNSで何か発言すれば人によっては何千、何万という返事やいいねが来るだろう。その発言に反応してくれるのはほとんどがファンだ。たまに炎上したときにだけアンチが来るくらいで、ほとんどはファンが返してくれるはずだ。SNS上でもアーティストは数え切れないファン達からチヤホヤされている。たったひとつの発言で自尊心や承認欲求を満たしてくれる最高のツールである。有名人なら誰でも多くの人から認められたい、見てもらいたい欲求が高いのは当たり前である。それが簡単に行えるのだから最高だ。

しかし、それで満足してしまうのはあまり良くない。溜まっているフラストレーションは作品に昇華するのがアーティストではないのだろうか。自分の中にある不満や怒り、疑問、不安、それが作品となり形となり、芸術となり、良い作品となる。その自分の中に溜まっているものをSNSで吐き出し、ファンから認められ、満足してしまったら良い作品はできなくなるだろう。

作品制作中はぜひSNS断ちをしてほしいところだ。作曲中、アルバム制作中などにSNS断ちするアーティストは少なからずいる。自分の中にあるものを表現するのがアーティストである。それをSNSでやってしまうことがアーティスト性を失くしてしまっている。

 

SNSにも良いところある

SNSにも良いところある

アーティストがSNSをやることによって色んな弊害が起きてしまうが、SNSは今の時代には必要不可欠なものであり、SNSを辞めてしまったら悲しむファンも多いだろう。

SNSをアーティストが本格的にやりだしてからまだ10年も経っていない。この先、どんなことがSNS上で起き、それがどんな影響を及ぼしていくのか。SNS時代ならではのアーティストが出てきたり、SNS上だけで有名になりアーティストになれる時代でもある。どこでどんなアーティストが生まれているのかすべてを把握するのが難しい時代に突入している。もはやマイナーもメジャーも何も関係がない。一体アーティストとはなんなのか、その意味すらも変わろうとしているのかもしれない。今まさにそれまでの既存の価値観が変わろうとしている時代を見ているのではないだろうか。



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