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BUMP以降に出てきたBUMPっぽいバンドが全部同じように見える

2016年06月20日

BUMP OF CHICKEN

みんな大好き、僕たちのBUMP OF CHICKEN。紅白歌合戦出場、ドームスタジアムツアーを経て、BUMPのファン層も今ではだいぶ幅広くなり、今や10代からお年寄りまでを取り込む国民的バンドとなった。かつて中二病だの、文化祭の演奏レベルだのディスられていた頃がこのバンドにもあった。だが今やBUMP OF CHICKENというバンドは巨大な船となって僕たちを乗せていく。

そんなBUMP OF CHICKENはこれまでに多大な影響を下の世代に与えてきた。BUMPなくして今の日本の音楽シーンなし、BUMPあって今の日本におけるバンドシーン有り。BUMPに影響されてきたアーティスト、いや日本人は計り知れない。

何時の時代にもポスト~なんて言葉がある通り、前例のない新しいものを提示してくれた、時代を象徴するような作品には必ずその後に似たような複製品のようなものが生まれていく。音楽だけに限らずそうだ。

音楽に置いても今まで散々それはあった。BUMPだけじゃなく、ポストビートルズ、ポストミスチル、、ポスト、ポストと似たようなアーティストが生まれては消えていく。そしてBUMPも同じく。それだけBUMP OF CHICKENというバンドが特別な存在だったということ。

BUMP藤原っぽい風貌

例えば2016年に初めてBUMP OF CHICKENに出会ったという人もいるだろう。そんな人は今のバンドとBUMP OF CHICKENが似ていても、どちらも聴くことができる大変羨ましい層だ。出会った時期が同じなのだから似ていても何も問題ない。むしろBUMPのほうが後に出会ったかも。だとしたらBUMPがあのバンドっぽいって思われる側になっていたりする。そんな若い世代も現れているだろう。

でもデビュー当時からBUMP OF CHICKENを見てきた僕らはそうは思わない。BUMP以降に出てきたBUMPっぽい奴らは言ってしまえば全部BUMP。後出しに過ぎなく、BUMPすぎて聴くことができない。量産型BUMPだ。

曲だけじゃない、風貌もそう。BUMPに影響された人はバンドマンにならずともボーカル藤原の髪型を真似したりする。極端に長い前髪、その前髪はアーティスト「藤原基央」だから許されているわけだよ。君がやってもモサイだけ。まあいい、誰だって憧れの存在を真似したい。風貌が似てるだけで「BUMPっぽい」この一言で片付けられてしまう。BUMP藤原基央が20年近くも髪型変えないのが悪いんだ。藤原基央はやっぱり特別な存在だろう。

良い曲だけど、これ歌ってるの藤くんじゃないの?

とBUMPファンが一言モノ申すだろう。

androp、ある程度名の知れた人気バンドだ。2011年にメジャーデビューしアルバムも5枚くらい出してる。似てるのは偶然だ、きっと偶然。ネコが好きみたいだけどそこも偶然だ。そういうタイプの人間がいただけ、きっとそうだ。生き別れの弟かもしれない。血の繋がりが近いのかもしれない。

楽曲はもの凄く爽やかで三ツ矢サイダーのCMになりそうな曲だな。でもボーカルの風貌が藤くんすぎて。曲がいいのにBUMPっぽいと言われるだろう。

andropはBUMP OF CHICKENから影響を受けたと公言している。曲から入ればBUMPには聴こえないから、andropらしさはある。

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日本語詩

BUMP OF CHICKENが現れて以降、何を変えたかと言えばその1つに歌詞が挙げられる。練りに練って推敲し続けた日本語の洗練された歌詞。極端な例を出せば「愛」「恋」「夢」なんて言葉を簡単には使わない。いつも俯瞰的で自分自身のエゴや言いたいことをオブラートに包みながらも、確信を付くようなことを誰もが分かるような言葉だけど誰も思いつかないような言い回しで歌詞にする。

BUMP OF CHICKENの歌詞はそれまでの日本語に置ける歌詞の価値を変えた。そしてBUMPに影響された人らは皆んなが皆んな日本語だけで表現しようとしてきた。でもやっぱりどこかにBUMPっぽさが表れていて、BUMPの匂いがしている。

例えば「歌」という単語を「唄」にしたり。

これ「ロストマン」のオマージュか何か?

とBUMPファンが一言モノ申すだろう。

LAMP IN TERREN(ランプインテレン)。最近流行りの若手バンドだ。歌詞が突飛つしていると話題になっているが、やっぱりこのバンドもBUMPっぽいとしか思えない人もいるだろう。

夢を積んだ唄を鞄に押し込んで
広すぎる世界で 踵を鳴らしていた
なんとなく それがどこか誇らしくて
鳴らし続けたら それが僕になった

険しい道の上も なぜか楽しくなる
メロディーに背を押されながら
今を追い越しながら
魔法の様な唄を唄って
目映い今日を色付けていく
あの消えない光に向かっていくよ
魔法がほどけない内に

いい歌詞を書いているとは思うが、やっぱりBUMPっぽさがある。まあそこが売りなんだけどね。BUMPっぽいってことは悪いことではなく、BUMPが始まりであってBUMP OF CHICKENという土台があってその上にみんないるという感じだろうか。

活動姿勢

昔のBUMP OF CHICKENの話になるが、CDをリリースするペースは極端に遅い。アルバムは3年に1枚とか、シングル曲1曲の歌詞を書くのに10ヶ月くらいかけたりとか。歌詞カードは手描き、ブラウン管では評価されたくない発言、ライブ中に手拍子はするな、カップリング曲はアルバムに収録しない、ベストアルバムは出さない、ライブDVDは出さない、、etc。これが昔のBUMP OF CHICKEN。

そんな尖りに尖ってたBUMPも今ではまるーくなり、ご存知の通りだ。しかし彼らが過去に行っていたその活動姿勢ものちのアーティストに影響を与えただろう。

彼はソロアーティストの米津玄師(よねづけんし)。彼もまたBUMP OF CHICKENに影響されてきた1人である。彼の場合はすでに知名度もかなり高く、BUMPっぽさからも抜けだしている。彼は初期の頃、自分の作る曲に、それまで影響されてきたBUMPっぽさがどうしても表れてしまうことを懸念していたことがある。そこから抜けだして今は「米津玄師」として評価されている。

彼はCDジャケットやMVのイラストを自分で描き、その実力はプロのイラストレーターも顔負けレベルである。BUMP藤原もかつてはCDジャケット、歌詞カードの中身のイラストを自身で手がけていたりしたことがある。思い返せば自分自身でCDジャケットや歌詞カードを手描きで書くってことは当時は珍しいことであった。最近のアーティストは楽曲制作に留まらず、ジャケットイラスト、MVの制作など多岐に渡って活動している傾向がある。こうしたことを先駆けていたのもBUMPだったかもしれない。

BUMPがあって、色んなアーティストが生まれた

どんな世界にも先人はいて、それに影響された人がまた新しいものを生み出していく。もちろんBUMP OF CHICKENも誰かに影響を受けてきたわけだ、そしてBUMP OF CHICKENが生まれた。

影響されたとしてもそれと似たようなものになるとは限らない。BUMPは他のアーティストのほとんどが成し得ないような、新しいそれまでになかったようなものを提示してきた。そしてBUMP OF CHICKENがいなかったらなかったものがもの凄く多く生まれた。今活躍しているアーティスト、アーティスト以外の人たちでもBUMPに影響を受けたという人は数えきれないほどいるだろう。パクリとか似てるとかそういうことではなく、影響されて生まれたバンドやアーティストが増えていってることが、また新しい何かを生み出す流れとなっているだろう。世代や時代を越えて受け継がれていっている何かがそこには確かにある。


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