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ポップユニットSugar's CampaignのSeihoとAvec Avecとは

2016年05月30日

Sugar's Campaign

音楽プロデューサーにも世代交代の流れが表れている。いつまでも上の世代がその椅子に座っているのは良くはない、新しい世代が作る新しいポップスがここにある。

Sugar's Campaign。トラックメーカー2人によるユニットであり、毎回ゲストボーカルを迎えて楽曲をリリースしている。2015年に1stアルバム「FRIENDS」にてメジャーデビューも果たした。

ポップスってなんだろう?キラキラした高揚感、心が洗われるような感覚、ポップスとは綺麗なものであるべきだ。音楽くらいは綺麗でありたくはないか。そんなキラキラしたポップスを作るには若い感性が必要じゃないだろうか。そんなキラキラしたものを作れるSugar's Campaignの2人が、この先のJ-POPを引っ張るプロデューサーになり得るかもしれない。

ネットから生まれ 90年代に影響されてきたユニット

Sugar's Campaignもネットから生まれた音楽ユニットである。ネットから生まれたって言葉はもう何の驚きもないし、当たり前のものとなっている。「テレビから生まれた」なんて言われてもピンとは来ないだろう。そのうちにネットから生まれたって言葉自体が意味をなさないものになるはずだ。

「Avec Avec」と「Seiho」という名の二人による音楽ユニットである。二人は大学時代からの友人だ。この二人は個々にも活躍している音楽プロデューサーである。2011年に音楽ユニット「Sugar's Campaign」を結成。二人とも1987年生まれの同級生だ。

Youtubeに楽曲「ネトカノ」をUPすると反響を呼び、2015年にメジャーデビュー。

この「ネトカノ」という楽曲だが、タイトルのネトカノはネット彼女のことを表している。つまりは仮想彼女、ネット上だけの彼女である。しかしMVに出ているのは今時風のオシャレ女子というギャップ。このギャップを作ることで何を感じさせようとしているのか。楽曲はイントロから心を鷲掴みにするようなキラキラしたポップスだ。どこか懐かしさが溢れてくる。二人は90年代のJ-POPやアニソンなどに影響を受けてきたという。その影響がSugar's Campaignの楽曲からは垣間見れる。

若手トラックメーカー SeihoとAvec Avec

この二人によってSugar's Campaignは成り立っている。二人の背景にあるものはなんだろうか。

Seiho

Seiho

1987年生まれ。ビートメイカー、DJ、VJ と音楽や映像など媒体の垣根を越え表現をし続けるマルチアーティスト。レーベルDay Tripper Recordsを立ち上げ、1st album「MERCURY」を発表。2013年6月にリリースした2nd album「ABSTRAKTSEX」(DTR-010)は未だロングセールスを記録している。SonarSound Tokyo 2012にも出演、MTV2013年注目の若手プロデューサー7人に選ばれるなど "今"の音を刻む数少ないアーティストの1人。

 

Avec Avec

Avec Avec

1987年生まれ。大阪在住。トラックメイカー/作曲家/編曲家。2007年頃からインターネット上でのリミックスやマッシュアップ制作をきっかけに、2011年にAvec Avec名義で活動をスタートさせる。2012年にはアメリカLAのMush Recordsや、日本のネットレーベルMaltine RecordsよりEPをリリース。chay、livetune、南波志帆、東京女子流、Buffalo Daughterなど 国内外問わずさまざまなリミックスを手がけつつ、一十三十一やYun*chiなどへの楽曲プロデュースもおこなっている。

二人に共通していることはネットを駆使して音楽を発表してきたということ。そしてフロントマンではなく、トラックメーカーだということ。どんなアーティストともコラボできるところがバンドマンやソロアーティストとは違う。ネットを使っていることで新しい形の音楽プロデューサーとして活躍することができる。

ゲストボーカルを迎える自由度

彼らはいわば音楽プロデューサー。ユニットこそ組んでいるが、2人の楽曲には定められたボーカルはいない。毎回違うボーカルで構わないという自由度。それが男でも女でも、誰も知らないボーカルでも有名なシンガーでもいいわけだ。ネットから生まれたからこそこの自由度を持っている。

サブカルチャーで終わるな

Sugar's Campaignはメジャーデビューこそしているが、まだその土俵はメジャーというよりかはサブカル寄り。もっと色んなアーティストとコラボし表舞台に出てきてほしいところだ。

彼らのような新世代のトラックメーカーが出てきたことは確実に音楽業界に新しい風を吹かせている。彼らの作る楽曲がサブカル寄りじゃなく、大衆寄りになればもっと音楽業界も潤うだろう。新しい形の「J-POP」は彼らが提示してくれる。


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