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MUSE Coldplay OASIS U2を知らない加速する若者の洋楽離れ

2015年07月26日

今の若者は洋楽を普段聴かないと言われている。洋楽に触れる機会が減ったのか、洋楽を聴かないということが当たり前の若者が多くなったのはなぜ?それにはこんな理由が挙げられている。

「邦楽に良いバンド、アーティストがたくさん増えた」
「アメリカ、イギリス、白人に対する『憧れ』が若者の間にない」
「何から聴いたらいいのかわからない」
「英語がわからないので聴いてても楽しくない」
「洋楽を紹介してくれるところがない」

なんて理由がネット上には広がっている。若者は洋楽を聴かなくても、邦楽を聴いていれば満足している。「若者の洋楽離れ」そんな言葉を聞いて「最近の若者は~」なんて思った人もいるかもしれない。すべての若者を一括りにはできないが、洋楽離れは昔の若者より広がっているらしい。

白人への憧れがなくなった!? 邦楽のレベルが上がった!?

今の邦楽は色んなスタイルのバンドが多くなり、洋楽を聴かなくても様々な音楽に触れることができる。アレンジにしても演奏技術にしても洋楽に引けをとらないものが多いし、サウンドの多様さ、歌詞だって英詩で歌うバンドも多い。日本人として邦楽を聴くことがやっぱり身近に感じ、洋楽を聴く必要もなくなった。

それに若者がアメリカやイギリス、白人に対して憧れを持たなくなったのも大きい。過去数十年前の日本人であれば白人文化に憧れ、真似することがカッコいい、クールだということがステータスになり、みんながみんな白人の真似をした。しかし今は日本独自の文化が進み、それは音楽にも表れ、それを幼いころから触れてきた今の若者は白人に対しての憧れがない人が多い。だから洋楽に対しても憧れがないし、聴くことがカッコいいということもなくなってきている。

携帯電話とは逆で、日本の携帯は今みんなが使わなくなってしまい、iPhoneを持つことがカッコいい、Apple製品を持つことがカッコいいという風潮ができているが、洋楽邦楽の場合、邦楽のほうに面白いカッコいい音楽が溢れたため、みんな洋楽をあまり聴かなくなった。

でも本当に邦楽は洋楽に追いついたのか?洋楽を聴く必要はないの?

U2を知らない若者、MUSEやColdplayは?ライブで実感する彼らの凄さ

MUSEは世界的に有名なバンドで世界中の若者に支持されているが、知らない日本人の若者は多い。「ミューズ?石鹸のこと?」なんて言う人はたくさんいるだろう。MUSEは一応日本でライブも何回もやってるし、MVにも渋谷や新宿を使ってたりする。

そしてMUSEやColdplayに匹敵するようなバンドは日本にいるのだろうか?比べるのは難しいが、どうも彼らと同じようなバンドがあるとは言い難い。MUSEやColdplayのような世界観を構築して、音楽面も優れていて、更にライブのパフォーマンスも圧倒的な貫禄と演奏技術を持って、どんな場所でも一定以上のパフォーマンスを見せることができる。邦楽に面白いバンドがたくさん増えたといっても、まだ洋楽には届いていないとライブを見て実感できる。そしてやっぱり白人のパフォーマンスは見ていて様になる、絵になるしカッコいい。日本人には決して出すことのできない「何か」がある。

Muse - Knights Of Cydonia: Live At Wembley Stadium 2007

 

Coldplay - Paradise (Live 2012 from Paris)

 

「U2って誰?」iTunesの無料配信でわかった若者の洋楽離れ

RadioheadやOASIS、U2も知らない若者が多いという。U2がAppleとコラボレーションし、アルバム「Songs of Innocence」をiTunesで無料で配信するということを行なった。2014年の話である。このU2のアルバム無料配信は自分でダウンロードするのではなく、自動的に自分のiTunesに入ってくるというものであった。日本でもこの無料配信は行われこれに対して、若い人たちが「誰だよU2って」「変なおじさんの曲が入ってきた」「勝手にiTunesに知らない曲が入ってきて気持ち悪い」「U2?なんて読むんだよ」「なんか知らないインディーズ?のバンドの曲が入ってる」なんてコメントがTwitterに殺到。これは若者の洋楽離れが表れた証拠にもなり、様々なメディアで取り上げられた。

U2 Beautiful Day - Live @ Slane Castle

 

〝Don't Look Back In Anger〟oasis LIVE 和訳付き with Lyrics

 

でも洋楽アーティストも多く出演するフジロックやサマソニには行く若者

フジロックやサマーソニックには若者はみんな行く。フジロック、サマソニには多くの洋楽アーティストが出演する。洋楽離れと言われているのに、フェスには行く若者。これは「携帯プレイヤーで洋楽を聴く」ことと、「フェスで洋楽を体感する」ということの違いだ。今は音楽を「体感する」時代に突入しているという。ライブで、フェスでなら洋楽も聴きたい、体感したい若者は多く、そこで初めて洋楽に触れるという人も多くなっている。フェスで洋楽に触れて、じゃあYoutubeで聴いて見てみようというスタイル。

サマーソニック 2015のタイムテーブルの一部

MARINE STAGE

きゃりーぱみゅぱみゅ
Echosmith
Cody Simpson
Madeon
Macklemore & Ryan Lewis
Ariana Grande
The Chemical Brothers

MOUNTAIN STAGE

TEMPURA KIDZ
Dinosaur Pile-Up
androp
Marmozets
All Time Low
BABYMETAL
MONOEYES
RADWIMPS
Marilyn Manson

近年のフェスではもう当たり前、アイドルがロックフェスに出ること。きゃりーぱみゅぱみゅとケミカルブラザーズが同じステージ、BABYMETALやRADWIMPSとマリリン・マンソンが同じステージ。異色すぎる組み合わせだが、もうアイドルだろうが洋楽大物アーティストだろうが集客が見込めれば同じステージに立つことが当たり前。2014年にはジャニーズのTOKIOが出演したんだからもう誰でもアリだ。

きゃりーのファンはここで初めて洋楽アーティストに触れる人もいるかもしれない。BABYMETALやRADWIMPSのファンも同じく洋楽に初めて触れる人もいるだろう。

ちなみに10年前、2005年のサマソニのマリーンステージ 東京1日目

NINE INCH NAILS
SLIPKNOT
DEEP PURPLE
THE MAD CAPSULE MARKETS
BUCKCHERRY
ORANGE RANGE
ROOSTER
TOWERS OF LONDON

2006年 マリーンステージ 東京2日目

LINKIN PARK
MUSE
MY CHEMICAL ROMANCE
LOSTPROPHETS
FALL OUT BOY
THE ALL AMERICAN REJECTS
ELLEGARDEN
10YEARS

この頃はまだきゃりーぱみゅぱみゅのような邦楽の女性歌手がメインステージに立つことはなかった。更にサマーソニックは現在「IDOL SONIC」というエリアを設け、アイドルを出演させるようになった。2015年には青山☆聖メチャハイスクール、PassCode、バンドじゃないもん!、妄想キャリブレーション、ゆるめるモ!、Callme、スルースキルズ、寺嶋由芙、PREDIANNA、吉田凜音らのアイドル勢が出演。アイドル好きと洋楽ロックファンが同じ場所に集結している。

フジロック 2015のタイムテーブルの一部

GREEN STAGE 1日目

Foo Fighters
Motorhead
ONE OK ROCK
Owl City
The Vaccines
ROUTE 17 Rock'n'Roll ORCHESTRA(feat. 泉谷しげる、仲井戸"CHABO"麗市、吉川晃司、トータス松本)

GREEN STAGE 2日目

Muse
Deadmau5
星野源
ネイト・ルイス
上原ひろみ ザ・トリオ・プロジェクト feat. アンソニー・ジャクソン&サイモン・フィリップス
10-FEET

GREEN STAGE 3日目

Noel Gallagher's High Flying Birds
Ride
椎名林檎
ジョニー・マー
the telephones
[Alexandros]

フジロックはサマソニと比べればまだアイドルが出ることはない。ちゃんとロックフェスとしての形を保っている。こうやってフェスで洋楽に触れることはあるため、若者の洋楽離れといってもまだまだ洋楽への関心を高める場所はあるということ。フェスで洋楽に興味を持ったら、次は自分で調べて聴いてみることをしてみよう。

邦楽に色んな面白いバンドが出てきて、洋楽への憧れがなくなったのは単純に良いことだし、嘆くことでもない。ただ洋楽には邦楽バンドでは見ることのできないようなバンドがたくさんいて、それを聴かない、観ないのはもったいない。自分から洋楽のバンドにも耳を傾けてみよう。今はYoutubeやApple Music、いくらでも調べることができるし、聴くことができる。例えば誰がグラミー賞を取ったのかなんて簡単に調べれば出てくる。受賞したアーティストから聴いてみてもいいし、そこからどこかのアーティストにたどり着いて色んなアーティストを知っていく。そんなふうにして容易に色んな洋楽を聴いて知ることができる時代だ。邦楽だけじゃなく、洋楽にも関心を持ってみてはいかがだろうか。

 

グラミー賞 2015 受賞者アーティストのYoutubeまとめ

Drones / MUSE

Ghost Stories / Coldplay

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Coldplay - A Sky Full Of Stars (from Ghost Stories Live 2014)

 

Muse - Hysteria [Live From Wembley Stadium]

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