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NEW FACE!ハチこと『米津玄師』最近変わったアーティスト名が多い④ 2ndアルバム「YANKEE」リリース!

まだ新人でおすすめアーティストをご紹介!
今年の4月にセカンドアルバム「YANKEE」をリリースする男性シンガーソングライター「米津玄師

ネットからデビューと言っても、そこには運や実力が揃ってのことだということを忘れてはいけない

1991年生まれの現在23歳の米津玄師。
なんて読むんだ!?って人もまだ多いはず。実はこの名前、アーティスト名ではなく"本名"です。
いやーなんか歴史上の人物みたいな名前ですね。こんなカッコいい本名、中々ないですよ。
米津玄師(よねづ けんし)はかつてボカロPであった「ハチ」のメジャーでの名前です。
ハチはryo、wowaka、じん(自然の敵P)に次いで人気のあるボカロPと言ってもいいくらいニコニコ動画上では人気になりました
3人ともメジャーで活躍中です。

ボカロP時代の代表曲としては「マトリョシカ」「結ンデ開イテ羅刹ト骸」「パンダヒーロー」など
現在24曲の楽曲がニコニコ動画上で視聴できます。総再生回数は2000万回以上。

ハチ MV「マトリョシカ」HACHI / MATORYOSHKA

 

ハチが初めてニコニコに曲を上げたのは2008年のこと。
そのときは本人歌唱の楽曲を上げていましたが、自分の影響されたものの色が出すぎたという理由で30曲近くのすべての動画を削除。
2009年に改めて、初音ミクや巡音ルカなどのボカロ楽曲を投稿。
そこからは一気に上り詰めます。投稿する曲が次々にミリオン再生を記録。
先に活躍していたryoやwowakaなどと肩を並べるくらいの人気ぶりに発展しました。

米津玄師が音楽に興味を持ったのは、昔ネット上で流行ったFLASHアニメーションを視聴したところから始まります。
彼が影響を受けたアーティストとしてBUMP OF CHICKENASIAN KUNG-FU GENERATIONなどがあります。
バンプの楽曲はFLASHが流行っていた当時、よく使われていました。「K」や「ラフメイカー」など。
当時は動画サイトなどありませんので、今の中高生は想像がつかないかもしれませんが、
今のMAD動画に近いものがありますね。
今見れば陳腐なものに見えるかもしれませんが、当時としては画期的なものだったんですよ。

当時のFLASHアニメはYoutubeで見ることができます。

ラフメイカー BUMP OF CHICKEN


FLASHに影響を受けた米津玄師は、
中学の終わり頃から、MTRを使用して音楽制作に取り組んでいきます。
大阪の美術専門学校に進むと、バンド活動も行ったそうです。
この時はベース&ボーカル担当。
しばらくしてDTMで楽曲制作を行うようになり、ニコニコ動画に投稿し始めます。

美術の専門学校に進んだことからも、ニコニコに投稿していた時期は
自分で動画のイラストを描くこともしばしばありました。
音楽の才能がある人は、絵やイラストも上手いことがよくありますが、
米津玄師もその一人。
どっちの才能もあるなんて羨ましいですよね。

そして2012年、5月、ファーストアルバム「diorama」シングル「サンタマリア」で念願のメジャーデビュー。
全楽曲において、ボーカロイドを用いたものではなく、自分の歌声で収録。
メジャーに行くことにおいて批判する声と、
ネット上の自主制作で活躍していた人がまた一人メジャーデビューしたということに対して
喜んだ声も多かったです。

彼がメジャーへ行くのは必然的だったでしょう。
ここまでの才能がある人は、ニコニコ動画だけでは才能の伸びしろ、活動状況に限界があります。
ニコニコ動画、Youtube→メジャーデビュー
という流れが続々と現れていますが、今後この流れがどう変わっていくか楽しみですね。

ここで言っておくべきなのは米津玄師、彼もそうですが、
ネット上に投稿して注目されたからメジャーデビューしたというところの始まりには、
まずネットの住民に注目されるというところから始まっているわけです。
それには多大な運と実力が必要だっていうことですよ。
米津玄師も中学から音楽制作を始めて、バンドを組んだり、
美術の学校へ通ったりと、そういう過程があったからこそのものだと思うんですよね。
まったくの素人がちょっと作ってみました、歌ってみました、
ということでは注目されないと思います。
ネット上と言っても、莫大な人数がいるわけで、それぞれまったく違うものを見てるわけですから、
一重に大多数が同じものを見ているテレビよりも、難易度はある部分では高いんですよ。
なので、ネットだからといって簡単ではない
現実と同じでそれなりの努力と実力、運が必要です。

米津玄師はそれを成し得たんだから、これはすごいことです。
オーディションに受かってメジャーデビューすることよりも、遥かに運の要素は高いんじゃないかと。
だからと言っても、
ネットの可能性は偉大です。
少なくとも全国の自分以外の人間に自分の作品を少なからずも見てくれる人はいます。
どこでどう火が付くかはわかりません。
誰が見てるかもわかりません、もしかしたらレコード会社やプロのミュージシャンが見てる場合だってあります。

プロの人だって人気が低迷していたけれど、ネットで再び人気を得たってこともあり得るんですからね。可能性が計り知れないのがネットです。

米津玄師はセカンドアルバム「YANKEE」4月にリリースされたばかりです。
これまでライブ活動を一切していませんが、初のワンマンライブの実施が決定しました。
今後の活動にこうご期待です!

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米津玄師 2nd Album「YANKEE」クロスフェード

 

米津玄師 MV「アイネクライネ」

 

米津玄師 MV「MAD HEAD LOVE」

 

米津玄師 MV『ゴーゴー幽霊船』

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