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世田谷育ち 超カッコいいヒップホップクルー「KANDYTOWN」

2017年01月06日

KANDYTOWN

16人のカッコいい男たちがカッコいい音楽を鳴らす

これは漫画か何かか?まるでONE PIECEの海賊団か何かか?漫画から飛び出てきたような奴らがいる。

世田谷に生まれて世田谷に育ってきた彼らはその街の中ではそれぞれが恐れを知らない無鉄砲な男たち。そんな奴らが同じ街で集まりだし、流れるままにみんなで遊ぶようになっていった。最初はドロケイから始まったこの男たちの遊びは、いつしかHIPHOPへと移り変わる。

思春期の鬱憤、なんとも言えがたい溜め込んだ感情と情熱、それを吐き出したい想い。彼らにとってそれにリンクしたのはHIPHOP。彼らは出会った、こんなにカッコいいものが世の中にあるのかと。それがラップであり、HIPHOPであった。そして彼らの中に何かが生まれていく。俺らが手にした武器でもっとカッコいいことができるんじゃないか?この街で1番の悪ガキはカッコいい生き方、カッコいい男をHIPHOPという武器と共に目指し始める。いつしかそれは色んな人を巻き込んで大きな船へと変貌を遂げていった。さあ、準備は整った、俺たちが生きた街だけじゃない。ここから全ての人達へ見せつけてやろう。カッコいいとは一体何なのか、それを俺たちが教えてやる。世田谷生まれ、世田谷育ち、ダサいことが最も嫌い。

そう、彼らの名は「KANDYTOWN」

KANDYTOWNのメンバー達

KANDYTOWN

KANDY TOWNは2014年に結成されたHIPHOP集団だ。メンバーは全員で16人。各々がソロで活躍しているラッパー、DJ、映像制作班、様々なメンバーがいる。

メンバー一覧

B.S.C [ビー・エス・シー] (MC)
DIAN [ディアン] (MC)
Dony Joint [ドニー・ジョイント] (MC)
GOTTZ [ゴッツ] (MC)
HOLLY Q [ホーリー・キュー] (MC)
IO [イオ] (MC、フィルム・ディレクター)
KIKUMARU [キクマル] (MC)
DJ MASATO [マサト] (DJ)
MIKI [ミキ] (トラックメイカー)
DJ Minnesotah [ミネソタ] (DJ)
MUD [マッド] (MC、トラックメイカー)
Neetz [ニーツ] (MC、トラックメイカー、レコーディング・エンジニア)
Ryohu [リョフ] (MC、トラックメイカー)
DJ Weelow [ウィーロウ] (DJ)
YOUNG JUJU [ヤング・ジュジュ] (MC)
YUSHI [ユウシ] (MC、トラックメイカー)

これがKANDY TOWNのメンバーである。東京都・世田谷区出身の男たちが集まってヒップホップを鳴らしている。

メンバーのB.S.C、Dony Joint、IO、DJ MASATO、Ryohu、YUSHIは「BANKROLL」というグループでも活動をしていた。BANKROLLがあって、今のKANDYTOWNが存在する。

BANKROLLのメンバーであったYUSHI。彼は2015年に転落事故で他界している。彼がKANDYTOWNに大きな影響を与えた人であり、中心的な人物であった。他のメンバーは彼のことを「キング」と呼び尊敬していた。ほとんどのメンバーが彼のおかげでラップを始めたと言っても過言ではない。しかし残念ながら2015年に亡くなり、その意志は残されたメンバーが継いでいる。

YUSHIの本名は草刈雄士。父親は俳優の草刈正雄、母親は女優の大塚悦子、姉はダンサーの紅蘭、妹はモデルの草刈麻有である。

現在のまとめ役はB.S.C。彼の一声で全員が集まる。その他、ソロで活動しているメンバーも多数いて、特にRyohuは「呂布」の名のほうが知られているカリスマ的人気ラッパー。

その他、DIAN、Dony Joint、GOTTZ、HOLLY Q、MIKI、DJ Weelow、YOUNG JUJUはYaBastaというグループでも活動している。

彼らが全員揃ったとき、「KANDYTOWN」になる。

とにかくハイセンス。カッコいいことを追求し、自分たちがカッコいいと思うことを信じそれを形にする。これはOKAMOTO'Sも惚れるだろう。

OKAMOTO'Sとの繋がり

KANDYTOWNのメンバーはOKAMOTO'Sとの親交がある。特にドラムのオカモトレイジとは親交があり、彼がメジャーな道でもやっていかないか?とKANDYTOWNに勧めた。

OKAMOTO'Sのメンバーが参加していたバンド「ズットズレテルズ」というバンドがある。そのバンドにKANDYTOWNのメンバーも参加していた。ズットズレテルズは2008年に結成され、その後解散したバンドである。KANDYTOWNからYUSHI、Ryohu、OKAMOTO'Sからはハマ・オカモト、オカモトレイジ、オカモトショウが参加していた。

昔から繋がりのある彼ら、今の舞台は違えど同じ仲間として活動してきた。

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ヒップホップが再熱している、今後どうなる?

フリースタイルダンジョンが流行したようにヒップホップ、ラップの人気が再熱している。90年代後半から00年代前半にかけて日本でヒップホップブームが巻き起こったことがある。Dragon AshやZEBRAを筆頭に、その後様々なヒップホップグループが生まれて人気を博していった。RIP SLYMEやKICK THE CAN CREWなどメジャーの舞台でも活躍していくグループが増え、日本人にラップというものを当たり前のように定着させた。

その後残念ながらヒップホップの人気は下火になっていく。しかし現在、あのブームから10年以上たった今、新たな世代が台頭してヒップホップブームが再び起ころうとしている。フリースタイルダンジョンもその一連の流れだろうか。なぜ今になってヒップホップが再熱してきたのかはわからないが、彼らの世代にとってカッコいいものがヒップホップだったのだろう。

ラッパーとしてはすでに海外からの評価が高いKOHHだったり、ヒップホップの要素も取り入れつつ更に様々な音楽ジャンルをも昇華しているSuchmosやSANABAGUN.だったり、HIPHOPの人気が再び熱くなってきているのが分かるだろう。

その中にKANDYTOWNもいるってわけだ。彼らもそう、とにかくカッコいいの一言しか出てこないのだが、00年代前半までブームだったHIPHOPの楽曲よりも明らかに音楽性が高い。日本語をどうやって乗せていくかだけじゃない、トラックがまずカッコいいんだ。だから惹かれるし、聴いていて気持ちよくなれる。

KANDYTOWNのトラックはHIPHOPというよりかはラップをどんなセンスの良い音楽に乗っけるか、どんなカッコいい音楽に乗っけるかに拘っている。

ピアノで始まり、最後までピアノが続くラップなんてなんてハイセンスだろうか。

HIPHOPやラッパーのイメージを変えてくれるのがKNADYTOWNじゃないだろうか。日本人の耳はラップというものに関して00年代初頭で止まっている。

こんなにオシャレで高品質なものをラップでも表現できるんだって教えてくれるのがKANDYTOWNじゃないだろうか。彼らはただただ自分達がカッコいいと思うものを作っていったらこうなったという。

トラックが気高い。ラップっていうのは悪っぽさとか不良っぽさとかそういう印象を付けてしまうがそれがあまりない。

オシャレだから普段からラップを聴かない人の耳にも心地よく届けることができるだろう。B系なダボダボな服を着て、いかにも危なげな奴らが悪そうなラップをするんじゃないのがKANDYTOWN。悪そうなのは悪そうなんだけど、カッコよくて気高い悪カッコよさがある。16人もの才気溢れる人材が集まったからこそ成せる技だ。

彼らが今後どんなカッコいい生き方をして、どんなカッコいい音楽を鳴らしていくのか、日本のHIPHOPがどう変わっていくのか。まさに今、新しい何かが巻き起ころうとしている。



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