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BUMP OF CHICKENとRADWIMPSのどこが似ているのか?

2016年12月31日

BUMP OF CHICKENとRADWIMPS

BUMPとRADは似ていると言われる

ファンからしたら一体どこが似てんねん!とツッコミたくなるのだが、BUMP OF CHICKENとRADWIMPSはどうも似ている部分があるらしい。彼らをそれほどまでに知らない人やあんまり聴いたことがない人からしたらこの2バンドは同じように見えるらしい。「前前前世」ってバンプが歌ってるんでしょ?とか、「天体観測」の人達が「君の名は」の人達だっけ?とか。もうしっちゃかめっちゃかである。例えるなら乃木坂46と欅坂46って同じでしょ?って言っているようなものだ。普段から聴いている人からすれば全く違うのだが、普段から聴いていない人からしたらそうじゃないらしい。人の見方は面白い。

BUMP OF CHICKENとRADWIMPS、どこが似てんの!?

バンドの雰囲気が似ている

BUMP

RAD

どっちのバンドもぱっと見だけで判断すればモサっとしている。長めの黒髪で前髪を隠しがちなボーカルの2人!この2人は生き別れの兄と弟か!?違いと言えばハットを被ってるか被ってないかくらいの差だ。

でもロックバンドのメンバーなんてみんなこんなものだ。みんな基本的にモサっとしている。キラキラのイケメンがロックバンドしてたらおかしいだろ!ロックバンドっていうのは元々モテない非リアがモテるための唯一の武器なんだ。それをキラキラのイケメンリア充に取られたらたまったもんじゃない。風貌が似ているのはどのロックバンドも同じだ。この2バンドに限ったことじゃない。

ボーカルの2人が実は仲良し

バンプのボーカル藤原基央こと藤くんと、ラッドのボーカル野田洋次郎こと洋次郎は、実は仲良し。藤くんのほうが年上である。

藤原基央 誕生日 1979年4月12日
野田洋次郎 誕生日 1985年7月5日

しかもどっちも高身長でスタイルが良い。もしかして本当に血の繋がりが近いのかもしれない。

愛すべき人 いっぱい いっぱい ありがとう な夜 #ふじくん #だーよ #ふじろう #だーの

野田 洋次郎 Yojiro Nodaさん(@yoji_noda)が投稿した写真 -

どっちもハットを被っていた。これほんとに兄弟か!?

この2人の風貌を真似する人や、この2人に影響されて後ろから出てきたバンドは沢山いて、2人とも影響力の強いカリスマ性のあるアーティストだ。

 

曲の雰囲気や歌声が似てる

たまーにどっちが歌っているの?ってくらい似ているときがあるが、それもファンからしたら「全然違う」に当てはまる。

この2バンドの楽曲は様々である。時にキャッチーなポップスを歌ったり、時に刺々しく毒の効いた曲を歌ったりと曲調が様々であるため、色んな曲を聴けば似ていないことがわかるだろう。

でも曲によっては似ているものがある。

これはRADWIMPSの「携帯電話」という楽曲だが、BUMPの「車輪の唄」そっくり!だという。

ファンからも似ている似ていると言われていた楽曲である。確かに似ているが、作曲をしている藤原基央と野田洋次郎の感性に似ている部分があるのだろう。感性やセンスが似ている部分があるからこそ、アーティストとして同じような雰囲気を持っているし同じような曲が生まれてくるのは当たり前のこと。

似ているようで全然違う

似てる似てると言われるが、似ているようでこの2バンドは全く違う!「前前前世」しか聴いてないライトリスナーは早くほかの曲も聴け!

まず歌詞に違いがある。

RADとBUMPじゃ全く正反対。RADの歌詞は生々しく良い意味で恥ずかしいほどリアルに書かれているものが多いが、BUMPの歌詞は洗練されており省く部分は省いたり、言いたいことを何かに言い換えて書かれていたりしている。

RADは恋愛を歌う、BUMPは恋愛を歌わない

この2つのバンドで大きく違うのはここ。RADWIMPSは初期の頃から恋愛を歌い続けている。時に狂気的とも思えるほどの恋愛劇を歌ってくれて、それが女性リスナーの心を捕えた。BUMPは恋愛を歌わない。この楽曲は恋愛を歌った曲だ、と名言した楽曲はなく、そういった歌詞も出てこない。

これが2つのバンドの大きく違った点だ。RADWIMPSは初期の頃はほとんどが恋愛の楽曲であった。当時付き合っていた彼女に向けて書いた曲とか山ほどある。

タイトルなんてこれだ。

01.人生 出会い
02.自暴自棄自己中心的(思春期)自己依存症の少年
03.曲の中に自主規制音が入っている。
04.心臓
05.もしも「みんな一緒に」バージョン
06.さみしい僕
07.コンドーム
08.青い春
09.「ぼく」と「僕」
10.あいまい
11.嫌ん
12.「ずっと大好きだよ」「ほんと?…」
13.愛へ
14.あいラブユー

RADは最近ではMステとか紅白とかに出るようになったが、彼らが持っている本質はそんな大衆に向かって歌えるものじゃない。

RADWIMPSというバンド

BUMP OF CHICKENは今や大衆から受け入れられた、いわばお茶の間にも響くバンドになりつつあるが、RADWIMPSはどちらかといえばまだそちら側に片足を踏み込んだくらいの状態。しかもお茶の間に行こうとしているが、RADはどうもそちら側に向いていないように見える。BUMPのように大衆性を持った楽曲作りよりも、もっとマニアックな部分のもっと深く沈んだ部分の感情をむき出しにする楽曲のほうがRADWIMPSには似合っている。

BUMPはデビューしたての頃から「天体観測」だったり、その後も「花の名」や「RAY」など大衆性をもったポップスをいくつも生ませてきたが、RADは少し違う。「前前前世」で一般的にも届かせたRADだが、RADの本当の魅力はそこにはない。

こういう毒づいた楽曲にこそRADWIMPSの芯の部分の魅力がある。BUMPにも毒づいた楽曲はあるが、RADと比べると濃度が薄い。

RADにはまるで宗教的でもあるほど人間の闇の部分が垣間見れる楽曲がいくつもある。BUMPにはそこまで毒の効いた楽曲はない。

「前前前世」が収録されたアルバムタイトルが「人間開花」、でジャケットがコレだ。

RADWIMPS

ファンとして嬉しかったはず。「前前前世」でライトリスナーを取り込んでBUMPのように大舞台に立つバンドへと変わっていくのか?と思いきや、タイトルもジャケットでも分かるようにライトリスナー置いてけぼりである。「君の名は」を見て、「前前前世」を気に入ったリア充達を跳ね除けている。これこそRADWIMPS。

10年以上もバンドを続けていて、いきなりお茶の間に響く大衆バンドに羽化できるわけもない。紅白に出たからといって、今まで築き上げてきたバンドの全部が変わるのか?いや、人間の本質がそう簡単に変わるわけがない。RADWIMPSってバンドはこうでなくっちゃってものをこの先も見せていってほしいところだ。

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BUMP OF CHICKENというバンド

一方でBUMP。「天体観測」でヒットを飛ばし、「RAY」で紅白に出場し、その後もスタジアムツアーをやって、もはや国民的バンドと呼ぶにも何ら違和感もないバンドへと進化を遂げている。

BUMPとRADの雰囲気が似ていると言ったが似ていたのは昔の話だ。

今のBUMPはこう。

BUMP OF CHICKEN

一気に垢抜けた。超オシャレ。

何はともあれ、これはBUMPのメンバー達が臆病ながらもそうした舞台に立つことに挑戦した結果である。そして藤原基央の作る楽曲がそれほどまでの多くの人に届いた結果でもある。RADと似ていると言うが、ポップスとしての大衆性はBUMPのほうが持っている。それは楽曲にそういう力があったからで、藤原基央の中に大衆と近づける、共有できるものがあったからだろう。BUMPのメンバーは全員幼馴染で学生時代から一緒に居続ける中だ。そういうメンバー間の仲の良さもみんなと同じものを分かち合える何かを作り出すきっかけになっているんじゃないだろうか。

ロキノンバンドとかいう括りにこのバンドもいたが、もうBUMPはそういうバンドじゃないんだ。いわばミスチルやスピッツと同じく日本中の人が何ら違和感なく聴いていられるバンドになった。

今やこんなにもキラキラしたバンドになってるんだから、みんなに届かないわけがない。

もうみんなのBUMPだよ。リア充もそうじゃない人にも共有できる、大きすぎる存在になってしまった。

昔はBUMPもRADもどちらもいわば「陰」のバンドであったが、

今のBUMPは「陽」だ。

でもこの現状を昔からのファンはあんまり面白くは思っていない人も多い。むしろ「前前前世」に媚びずに進んだRADWIMPSを羨ましくも思っているだろう。

こんなキラキラしてチャラチャラしているのはBUMPじゃない!と怒って離れてしまったファンもいるだろう。

BUMP OF CHICKEN

ウェーイ!ハッピー・ハロウィン!

誰だよこれ!

BUMPのみんなどうしちゃったの!?みんなでハロウィンパーティー!?

こんなの僕らの知ってるBUMP OF CHICKENじゃない!

大衆を掴むバンドになればなるほど何か失っていくものもある。でも得ていくものもある。

得たものはハロウィンでコスプレできるほどのアクティブさ。来年あたりクラブとかではしゃいでる藤くんが文春に撮られるだろ。

いや違う、BUMPはこうしてみんなから愛されるバンドになってことだ。一度に数万人を熱狂させるバンドになるにはこれくらいのアクティブさがないとダメってことだ。

ドーム・スタジアムツアーを経て、一段落した彼らがこの先どうなっていくのか見届けよう。

 

影響力の強い2バンド

この2つのバンドは2000年以降に現れたバンドで最も影響力の強かったバンドに挙げられるだろう。どちらも2000年代前半に表舞台に出てきて、どちらもバンド好きっ子に好かれてきたバンドである。下の世代にも影響を与えて、今彼らに影響を受けて出てきたバンドやアーティストが数多くいる。そして今、この2つのバンドはバンド好きだけじゃなく、一般大衆をも魅了する形で飛躍した。この2つのバンドが出てきてくれて日本のバンドシーンや音楽シーンは確実に変わった。いわば90年代にミスチルとスピッツが出てきて、以降のシーンが変わったそれと同じである。BUMPとRADはその次の世代に当たる。

そしてこの先、彼らを越えてくる勢いのあるバンドやアーティスト出てくることに期待したい。BUMP OF CHICKENとRADWIMPS、彼らがいたからこそ今の音楽シーンがある!



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