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ミスチルがバンドとして1番色気があった時期っていつ?

2016年10月21日

Mr.Children

Mr.Childrenといえばもう20年以上の活動があるわけで、それくらい長い間活動をしているバンドっていうのは時期によってバンドとしての変化がある。時代によって音楽やファッションが左右されるように、バンドもそういった変化が起きるものだ。ここからここまでの間は1期だ、このアルバムからここのアルバムの間は2期だ。あの頃は暗黒期だ。あの頃は低迷期だ。なんてように誰が決めたわけでもないが、そんなバンドとしての時期分けができるようになるのが長く続いたバンドだ。

ミスチルもそのひとつ。ミスチルといえば変化が激しいバンドである。それはファンにしか分からないかもしれないが、アルバムによっては毎回毎回異なるテーマを持って新しいことに挑戦していたりする。ある時は爽やかな曲調ばかり集まったアルバムかと思えば、ある時は沈んだコンセプトアルバムを出したり、その時期その時期でアルバムしかり、メンバー本人達のファッションや、ボーカル桜井和寿の歌い方など、様々な変化が起きている。その変化を楽しむのがMr.Childrenというバンドである。

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2000年~02年 アルバム「Q」~「IT'S A WONDERFUL WORLD」

今回はこの時期のミスチルについてだ。この頃のMr.Childrenはなんといってもバンドとして、桜井和寿がボーカリストとして1番色気があった時期である。ミスチル桜井含めメンバー、この時30歳~32歳。1番男として大人の色気が出ている時期である。

アルバム「Q」が2000年9月27日リリース。アルバム「IT'S A WONDERFUL WORLD」が2002年5月10日リリース。

アルバム「Q」の頃がメンバーが29歳~30歳頃。シングルでいえば「口笛」「NOT FOUND」の頃である。

ファンからすれば、特に「IT'S A WONDERFUL WORLD」の頃の桜井さんが好きという人は多いだろう。シングルでいえば「youthful days」や「君が好き」の頃である。

とにかくこの頃のミスチルは色気がムンムンしていた時期であり、尖りに尖っているわけでもなく、丸くなりすぎてもいない。バンドとしては1番良かった時期なんじゃないだろうか。

この頃の桜井和寿はスーツをよく着用していた。そして今では全くしなくなったロン毛時代でもある。この頃の桜井さんが最高!なんて人は多いのでは?

オーディエンスに近くないライブパフォーマンス

この頃のミスチルのライブパフォーマンスは今とは全く異なっている。この頃のミスチルは観客にあまり近くない。今のように何度も煽りを入れたり、笑顔を作ったり、とにかく観客を楽しまそうとするようなサービス精神旺盛じゃない頃のミスチルが見れる。一言で言えばロックバンドらしいロックバンドだった頃のMr.Children。今がロックバンドじゃないわけではないが、この頃はテンプレートなロックバンドっぽいロックバンドに近かった。

ミスチルのライブパフォーマンス、ミスチルというよりは桜井和寿のパフォーマンスが変わったのは彼が病気になって休養して、復活した以降のことだろう。それ以前とそれ以降だと歌声や歌い方も変わっている。桜井和寿という男を時期によって見てみると変化し続けていることが分かるので見ていて飽きることがない。

そして大人の色気を醸し出していたミスチルが「Q」と「IT'S A WONDERFUL WORLD」の頃だ。「IT'S A WONDERFUL WORLD」というアルバムは、ミスチルがポップへの再起を誓ったようなアルバムである。それ以前の「DISCOVERY」や「Q」というアルバムでは少しマニアックな路線へと移っていき、大衆からの支持をあまり気にしないスタイルを取っていた。だからこそロックバンドとしての姿はカッコよかったが、売れることをあまり意識していなかったため人気は低迷していた。それが98年~00年までの「DISCOVERY」や「Q」の頃だ。この時期はロックなミスチルが見れるためオススメである。

もしそのスタイルを貫いて活動していたら今頃Mr.Childrenというバンドは国民的バンドにはならなかっただろう。しかし、「IT'S A WONDERFUL WORLD」というアルバムで再びお茶の間へ、大衆へ浸透する、誰もが聴いてくれるようなポップソングを歌うことを決意する。シングル「優しい歌」がその始まりだ。この頃はちょうどミスチル初のベストアルバムを出した時期でもあり、バンドとしての大きな転換期だったと言える。

売れることを意識せずに自分達のスタイルを貫き続けるバンドもいるだろう。しかしミスチルはその道を選ぶことを自ら閉ざしたのだ。「IT'S A WONDERFUL WORLD」というアルバムがあったからこそ、ミスチルは再び人気バンドへとなり、お茶の間に響く歌を作るようになっていったのである。

そんな時期がこの頃だ。ただこの時期はロックなMr.ChildrenとポップなMr.Childrenとの狭間にいるときだ。アルバム「Q」までの少しマニアックな路線が残りつつ、大衆へ響くポップな路線へと移行しようとしている姿も見れる。どちらの要素も残っているからこの時期が1番魅力に溢れているのかもしれない。そしてメンバーが男として歳や風貌が1番良い時期だ。Mr.Childrenが1番カッコよかった時期として上げてもおかしくはない。

なんと言っても茶髪だから。茶髪のミスチル桜井さんが見れることはもうないかもしれない。

ミスチルファンならその時期によって好きなミスチルがあるだろう。私は初期の頃のさわやかなミスチルが好き!私は「深海」の頃の桜井さんが好き!私は「HOME」の頃の笑顔の多い優しい桜井さんが好き!私はやっぱり今のMr.Childrenが1番!

そんなそれぞれの時期によって楽しめるのがMr.Childrenというバンドである。

数年単位でバンドは変わっていく

Mr.Childrenのようなバンドはすぐに変わっていく。バンドとは人だ。人は変わる生き物である。未完成なバンドだからこそ次から次へと新しいことをやり続けている。自分達の音楽スタイルを曲げずに、何十年も活動しているバンドは確かにカッコいいし憧れる。その道を選ぶことも決して楽ではないだろう。

しかしミスチルのように変化しながら、バンドが成熟していく姿を見れるのはファンにとっても楽しいのではないだろうか。良かった時期もあれば悪かった時期もある。人だからこそ衰えていくこともあるだろう。変化が多いからこそ昔と比べられることも多いだろう。ミスチルが歳を取っていくようにファンも同じように歳を取っていく。誰もが昔のようにはいかないことも多いだろう。成長して進化して、成熟して衰退していく様をリアルタイムでファンは見ているんだ。そんなMr.Childrenをこれからも応援しようじゃないか。Mr.Childrenは何度でも生まれ変わっていく。

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