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セカオワ「Hey Ho」の歌詞はRPGの続編 支援ソング

2016年10月03日

セカオワ「Hey Ho」

SEKAI NO OWARIがシングルとしては「SOS」から約1年ぶり、日本語詩の曲としては「Dragon Night」から約2年ぶり、ファン待望のシングル曲「Hey Ho」をリリース。

この楽曲はSEKAI NO OWARIにとって新たな物語の1ページ目であり、これまでのセカオワの武器をもって打ち出した最強の1曲でもある。「Hey Ho」は作詞をFukaseとSaori、作曲編曲をNakajinが行うという3人体制で臨んだ。そして「"RPG"の続編」のキャッチコピーを付けて売り出している。さらにシングルの売上は動物殺処分ゼロ支援プロジェクト「ブレーメン」への支援金へとなる。

この船出はセカオワの新しい決意である。毎回毎回あっと驚くことを見せてくれるSEKAI NO OWARI、今回のシングル曲ももちろん聴けばわかるとおりだ。一体どんな意味が込められているのだろう?

作詞 Fukase Saori、作曲編曲 Nakajin

しかし「RPGの続編」と名付けて楽曲を発表するにもかなりの勇気がいる。何せ「RPG」という楽曲はSEKAI NO OWARIにとってのアンセム的な楽曲であり、最大のヒット曲と言ってもいいくらい知名度の高い曲だ。その続編ともなればファンの期待値はただいつものシングルを待つよりも高くなる。ファンが聴くときの期待値、ハードルはものすごく高い。しかしいつも裏切らない、いや期待以上を見せてくれるのがセカオワである。

RPGの続編だからだろうか?それとも偶然か、作詞がFukaseとSaoriだ。「RPG」の詩にまつわるFukaseとSaoriのケンカ話は有名だろう。バンド存続の危機まで陥ったSEKAI NO OWARIを語る上で欠かせないエピソードのひとつ、そのケンカがあって「RPG」という奇跡の楽曲は生まれた。そして今回の「Hey Ho」も作詞はFukaseとSaoriである。今回はツアー「the dinner」中に曲作りが始まり、FukaseとSaoriが再びケンカをしながら紆余屈折しながら出来上がった曲だ。二人が描いた物語。これから船を出そう、出発だよという決意と葛藤の物語。

ぼろぼろの思い出とか
ばらばらに壊れた気持ちも
大事にしたから大切になった
初めから大切なものなんて無い

どこか遠い世界のことなど
どうでもいいやと呟いた
大事にしないとあぁこんなにも
大切なものなんて無いんだなあ

嵐の海を渡っていくく
世間は正義の雨を降らす
汚れた荷物、笑えるくらいゴミみたい
でもどうしようもなく大切で

Hey Ho Stormy Seas
誰かからのSOS
ずっと耳を塞いできたこの僕に
Whoa-oh

Hey Ho Stormy Seas
誰かからのScream Of Silence
この嵐の中、船を出す勇気なんて
僕にあるのかい

例えば君がテレビから流れてくる
悲しいニュースを見ても
心が動かなくてもそれは
普通のことなんだと思う

誰かを助けることは
義務じゃないと僕は思うんだ
笑顔を見れる権利なんだ
自分のためなんだ

君が誰かに手を差し伸べる時は
イマじゃないかもしれない
いつかその時がくるまで
それでいい

Hey Ho Stormy Seas
誰かからのSOS
きっとこのまま
「誰か」のまま放っておけば
忘れてしまうだろう

Hey Ho Stormy Seas
また聞こえるSOS
この嵐の中、船を出す勇気なんて
僕にあるのかい

Hey Ho Stormy Seas
誰かからのSOS
ずっと耳を塞いできたこの僕に
Whoa-oh

Hey Ho Stormy Seas
誰かからのScream Of Silence
この嵐の中、船を出す勇気なんて
僕にあるのかい

セカオワらしい万人に好かれるようなポップスになっている。メロディー自体は何年も前、「club EARTH」の頃からあったという。それを再構築して制作した曲である。なんといってもアレンジがめちゃくちゃ凝っていることも注目すべきところだ。セカオワになくてはならないアレンジャーであるNakajinの手腕によるものだ。彼がいるからこそセカオワの楽曲はファンタジックで幻想的な楽曲に仕上がる。

そして歌詞を見れば支援ソングだからといってメッセージ性が強いというわけでもなく、刺々しいというわけでもなく、誰の心にもすっと染み込んで溶け込んでいくようなポップスソングとなっている。だからこそ支援ソングになり得るということも言える。

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セカオワが動物殺処分ゼロ活動?

なぜSEKAI NO OWARIが動物殺処分ゼロ支援プロジェクト「ブレーメン」なるものを立ち上げたのか、それがこの先どうなっていくのかはこれからの活動を見ていけばわかるだろう。思えばSEKAI NO OWARIは昔からこういった活動に力を入れている。遡れば東日本大震災のときには自ら現地に向かってボランティア活動を行ったり、近年のライブ会場では孤児院への支援活動のブースを設けたり、売れる前からヒットする前からそういった活動をしているあたりSEKAI NO OWARIの精神性が単なる金儲けとか、私利私欲のためなんかに動いているわけではないことは十二分にわかる。

ただただ自分たちが疑問に思ったこと、自分たちに一体何ができるのかということ、自分たちの力でどんなことができるのか、世界がどう動いてくれるのか、その「純粋さ」のみでSEKAI NO OWARIは動いている。だからこそセカオワは子ども達、若い層から絶大的な支持を得てきた。

今回の「Hey Ho」もそんな純粋さからきているものだ。なぜ動物が殺されているのか?それを防ぐことができるのか?自分たちが行動することでどんなことが起きるのか?そこに幸せはあるのか?争いが起きるのか?そんな純粋さからSEKAI NO OWARIは行動に移す。だからこそこれだけ純粋なポップスも生まれてくるのだろう。

カップリング曲「Error」

シングル「Hey Ho」に収録されているカップリング曲「Error」が実は非常に面白い曲になっている。この楽曲の曲作りもFukase Saori Nakajinの3人で行ったという。そのやり方が非常に面白い。Fukaseのアイディアでの曲作りである。Fukaseが「交換日記をしよう」と言い出し、メロディーを1人1人が順番ずつ考えていき、それを組み合わせたという楽曲だという。セカオワのアイディアマンであるFukaseらしい。このやり方によってできた「Error」という楽曲は3人の音楽家としての癖がミックスされた曲だ。ぜひ視聴あれ。

このシングル「Hey Ho」によってSEKAI NO OWARIは再び動き出した。来年にはスタジアム、ドームツアーも控えている。まだまだ新しいことに挑戦し続けるセカオワからは全く目が離せない。船はもう出た。そして船はどこへ向かうのか?嵐の中か、晴れた空の下か、たどり着く島はどこか。SEKAI NO OWARIという船がどこへ向かうのか見たくはないだろうか。

Hey Ho(期間限定盤)(B2ポスター付) / SEKAI NO OWARI

Hey Ho(期間限定盤)(B2ポスター付) / SEKAI NO OWARI


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