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Suchmos(サチモス)が売れた理由 時代を変えるバンド

2016年08月11日

Suchmos(サチモス)

Suchmos(サチモス)が第一線で活躍できるバンドであること、たった1年足らずでここまで人気のバンドになることは誰が想像しただろうか。時としてそんなバンドが現れることがある。このバンドは明らかに他のバンドとは持っている空気とやらが違い、何かを変えてくれる、周りのすべてを取り込んで変えていくような勢いのあるバンドが表れる。そんなバンドが5年か10年に一度現れることがある。今回のそれがSuchmosだ。彼らの持っているポテンシャル、才能、時代性、タイミング、音楽性、ファッション性、周りの環境、すべての歯車が上手く回り彼らは今最も勢いのあるバンドとして君臨している。奇跡である。

Suchmos(サチモス)のメンバー

Suchmos(サチモス)はカッコいい。カッコいいって単純にメンバーの見た目がだ。音楽の前に見た目がカッコいい。決してイケメンとは言い難い、美形とも言い難いがカッコいい。まずバンドマンらしくない。ここ数年で売れていったバンドマンらしくない。だから人気が出た。みんな飽きてきている、同じようなバンドが出続けていることに。そこにサチモスという新しく新鮮味のある果実があれば誰もが食べたくなる。

YONCE(ヨンス) ボーカル。本名:河西 洋介(かさい ようすけ)。
神奈川県茅ヶ崎市出身。adidasのジャージがトレードマーク。17歳の時に湘南を拠点に「OLD JOE」というロックンロールバンドを結成しボーカルを務めた。しかし7年間の活動の末、2015年7月31日に解散。活動はSuchmos1本になる。
TAIKING(タイキング) ギター。本名:戸塚 泰貴〈とつか たいき〉。
2015年5月加入。父は、サッカー選手・元日本代表の戸塚哲也。 HSU(スー) ベース。1989年7月生まれ。本名:小杉 隼太(こすぎ はやた】。ストリートヒップホップバンドSANABAGUN.(サナバガン)のメンバーでもある。
OK(オーケー) ドラム。本名:Kent Ohara(おおはら けんと)。
メンバーのDJ KCEEとは兄弟である。
DJ KCEE(ディージェー ケイシー) DJ。2015年5月加入。 本名:Kaiki Ohara(おおはら かいき)。
メンバーのOKとは兄弟である。
TAIHEI(タイヘイ) キーボード。本名:櫻打 泰平(さくらうち たいへい)。
富山県氷見市出身。SANABAGUN.(サナバガン)のメンバー。当初はサポートメンバーだった。

サチモスはカッコいい。その辺にいる兄ちゃん達のような風貌でもありながら、最高にカッコいい音楽を鳴らす。その辺にいるような兄ちゃん達っていうところが1番の魅力でもある。その辺にいるっていってもカッコいい服着て、カッコいい生き方をしていて、女も金も持て余している、遊んでいながら、それでいて中身までカッコいいような兄ちゃん達だ。いや間違えた、そんな兄ちゃん達は中々いない。中々いないけど、街に出れば1回は見れるか見れないかくらいのそんなカッコいい兄ちゃん達がバンドを始めた。あんまりそういう人はバンドっていうのはやらないから珍しいのかもしれない。

そんなバンドはここのところ何年もいなかった。名前を出せばキリがないが、近年の邦楽ロックバンドはどれも似たようなバンドと言われても仕方がないくらいに似たような風貌、似たような曲、似たような歌声のバンドばかりが量産されていた。そんな量産的なバンドが音楽フェスとやらに出続けて飽和状態になっている中に現れたからこそ、口渇していた場所に現れた新鮮な泉だ。それがサチモスだった。

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Suchmos(サチモス)の音楽性

サチモスは単純なバンドサウンドだけではなく、ジャズやソウル、ブラックミュージックなどを取り入れている。これも新鮮味があった。

つまりは新鮮味だ。サチモスは新鮮味があったからこそ売れたと言っても過言じゃない。4つ打ち、縦ノリのフェス用の楽曲だらけの中にサチモスのような音楽性を持ったバンドが現れれば誰でも気になってくるだろう。みんなそれが飽き始めてきた頃であれば尚更だ。みんな飽きてた、同じようなバンドの同じような楽曲に。飽きてた頃に、サチモスは全く違ったスタイルを提示してきた。

こうやれば売れるんだろう?という時代の波がある中で、そこで誰もやっていないことをすることっていうのはかなり勇気がいるだろう。それをやるからサチモスはカッコいいんだろう。もちろんこのバンドが見た目だけがカッコいいバンドじゃないことは誰もが知っている。サチモスが提示したことによって、また流れは変わる。そう、それは今までそうでもあったようにサチモスのような音楽性やスタイルを持ったバンドが増えるということだ。

しかし最初にやってのけたサチモスが最高の場所にいることを誰も奪い取ることは今はできない。

勢いは時代を変える

サチモスが持ち得た勢いはここのところの邦楽バンドの流れすべてを変えていくだろう。何年後かに言われるはずだ。あの時代はサチモスが出てきたことによって流れが変わった、そういうバンドが増えていった、と。サチモスの名前が何度挙がるかわからないくらい、この時代を象徴するバンドとして名前が挙がるだろう。

サチモスにはなぜか余裕がある。それは若さゆえか、自信ゆえか、これだけの勢いと熱量がありながらどこか余裕があり力が抜けている。そんなところもカッコいいと言われる所以だろうか。このバンドを一言で表すなら1番挙げられる言葉が「カッコいい」になることは間違いない。この一言にすべて集約されるのであればもはや何も語ることはないだろう。彼らが今の時代に現れたことは必然であり偶然。どんな言葉を並べてみても今の彼らから溢れ出るエネルギーを表すことはできないんじゃないだろうか。ただひとつだけ言える。今のサチモスを見ておかないで何を見る。今最も勢いがあり、最もエネルギーに満ちあふれているバンドを見ていることこそ面白いことはない。今のサチモスは見ているだけでこっちも力を貰えるような、湧かせてくれる何かがある。今、サチモスというバンドを見ることはこの時代を生きている証でもある。


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