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ワンオクTaka弟 マイファス MY FIRST STORYの七光りぶり

2016年07月03日

MY FIRST STORY

この世には覆せない「運命」というものがある。生まれ持った運命、本人の力では決して覆せないものがある。それはどんな人間にもある。どんな親から生まれたのか、どんな環境で育つのか、それは自分で決めることはできない。それがあって今の自分がいるのだろう。誰だろうと決して覆すことはできないものだ。だから今回の話は自分と重ねるべきでもある。もしもこんな環境で育っていたら、もしもこんな家庭に生まれていたら、誰だってそれは一度は思ったことがあるだろう。

血というもの、遺伝子というものは必ず誰にでも歳をとるほど濃く出ていくだろう。本人の性格や振る舞い方や人間性は環境による影響が大きいが、それよりも遺伝したもののほうが大きく出ている。どんな環境にさらされようがそれを変えることはできない。

ということを前提にして、今回のバンドを語ろうか。MY FIRST STORYというバンドがいる。みなさんご存じの通り、ワンオクことONE OK ROCKのボーカルTakaの実の弟が率いているバンド。それがマイファスことMY FIRST STORYだ。これから知る人もこのバンドをよろしく。

芸能人一家、森家

この家族はかなり特殊だ。どんな家庭も特殊なところはあるかもしれないが、この家族ほど特殊な家族がこの日本にいるのか。何せ最初に言っておくと家族ほぼ全員が日本武道館でライブを行っているというバカげた天才一家だ。そんな家族がこの日本にいるだろうか。

歌手、森進一と歌手、森昌子の間に生まれたONE OK ROCKのTaka、そしてその実の弟であるのがMY FIRST STORYのHiroである。ちなみに間にもう一人次男がいるが、彼だけが一般人だ。次男よ、大変だろう。

そうだお分かりの通り、こんな親の間に生まれた子どもにかせられたもの、それが生まれたときから決まっている「どうせ親の七光りだろ?」と将来的に言われる運命。大物演歌歌手と元アイドルの元に生まれた子どもたち、一体何を考えてどんな環境で生きてきたのか一般人には到底理解できない。有名な話、森家では家族間なのに当たり前のように「敬語」が使われているという。驚きだが兄に対しては必ず敬語で接するそうだ。それは目上の人を尊重してもらうためにそうしたと森昌子がTV番組で語っている。つまりHiroはTakaに敬語で接していたということ。一般人からすれば常軌を逸している。これが芸能人一家だ、ふつうの価値観で語るのはおかしい。最近では二世タレントが芸能界でも活躍しているが、ことごとく「七光り」「親のコネ」と言われている。そういえばバンドならあのバンドもいたかな、ダウンタウン浜ちゃんの息子。

でも彼らはそんなことは自分では決められなかった。それは誰もがそうであるように、育つ環境は決められなかった。彼らは裕福で何一つ困らない生活と引き換えにふつうの家庭ではなかったのかもしれない。

両親が歌手、そんな音楽一家で生まれたTakaやHiro、日常の中で当たり前のように音楽が流れていたという。それはまるで空気のように。音楽が特別のものではなく、空気だった。それってどうゆう感覚?はっきり言って理解しがたい。

彼らが音楽の道に進むことは、「夢に向かう」とか「音楽が心底好きだから」とかそんな理由ではなく、必然であり当たり前のことであり運命であったのかもしれない。

マイファスのHiroは決して音楽に惹かれて音楽の道へ進んだ男ではない。何せ生活の中で音楽が空気だったのだから。それはふつうの人が寝るとか風呂に入るとか夕飯を食べるとかそういう感覚だ。音楽があって当たり前の感覚。そんなHiroがなぜバンドを始めたのかは本人にしか分からない。

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ワンオクの弟だということ

彼らが音楽の道へ進んだ限りは絶対に付きまとう。それは親が大物演歌歌手だという事実。世間からの目線は「七光り」「親のコネ」だ。どんだけそれを言われてきたかはわからないが、今でも誰もが思うことだろう。

それはHiroだけでなく、長男であるワンオクTakaにも付きまとっただろう。だがワンオクはすでにそこを超えた存在になれた。今や世界で活躍できる日本のロックバンドと問われたらONE OK ROCKの名が上がるくらいだ。ワールドツアーもこなし、国内でも数万人規模のライブ会場を埋めることができるビッグバンドとなった。圧倒的な熱量と才能で、親のコネなんか全く使わずに上り詰めて認めてもらえたバンドがONE OK ROCKである。ワンオクはむしろもう人気でも親を超えている。今の若者を代表するロックバンドだ。しかもめちゃくちゃカッコよく出来上がってしまっている。カリスマ性と音楽性、どれをとっても誰もバカにはできない。それがONE OK ROCK。

この兄を持ってしまった弟であるHiro。いやー、さすがにキツイっしょ。この状況でバンドをやるのは。親が超大物演歌歌手、兄が超人気ロックバンドのボーカル。これで自分もバンドやるってどんな気持ちですか?ふつうであれば出来ない。やろうとも思えないだろう。それでもやってるのだからそれ相応の覚悟、一般人には理解できない覚悟がなきゃ無理だ。やっぱり常軌を逸している。

プロでやっていく限りはそれ相応の実力、覚悟があって、マイファス、MY FIRST STORYというバンドは機能している。もちろん親の七光りとかコネとか言われることだって覚悟しているだろう。狂人的な精神力があってこのバンドのボーカルであるHiroは成り立ってるんじゃないか?

リスナーには関係ない

いくら親の七光りと言われながら頑張っていようと、本気でやっていようと聴いてる人、なんとなく見てる人には関係ない。罵倒されながら本気で頑張ってる、それが理由で「応援してあげよう」「頑張ってるんだな」なんて皆が皆思わない。そう、関係ない。だから七光りじゃねえかと言ってもいいんだよ。

じゃあ見てみよう、マイファスの音楽性。今ほど2曲聴いてみた人もいると思うが、まあはっきり言ってしまえばどう見てもワンオクだ。映像なしで聴いたときに「これはONE OK ROCKだよ」と100人に教えても9割は「そうだな」と思うだろう。そりゃ兄弟だから似てるのは当たり前だけど、本人的にはどうなの?兄と丸かぶりだけどそれでいいの?鳴らしてるサウンドも同じラウドロック、エモ系だしね。ジャンルが同じでもそこでオリジナリティを出すことはできる。でもこれは違いがはっきり言って分からない。それってどうなの?

「不可逆リプレイス」とか「最終回STORY」とか曲タイトルのセンスですらワンオクと被ってる。いくら兄弟といえどこの辺は同じじゃなくてもいいだろう。いくらこのタイトルを付けても「完全感覚Dreamer」に勝てることは一生ないよ。それでいいの?

兄に勝つとか超えるとかそんな領域にいないんだよと言われたらおしまいだが。でもこの兄弟はめっちゃ仲良いらしいから上手くやってるんだろう。

しかし、親が芸能人で兄も大成功してて、自分もバンド始めてそれなりの才能もあって、顔もイケメンで歌も上手くてって、これは嫉妬対象には完璧すぎる。叩かれる要素が多すぎて可哀想だ。表舞台に出て来た途端に叩かれそうだから逆に心配になってきた。でもファンはちゃんと見てる。

歌い方、素振りまで兄にそっくり。ここまで似てるとわざとやってるんじゃないだろうか?意識してやってるとしか思えない。

兄に似せることが弟としての誇りだと思ってやってたらそれはそれで泣ける家族愛だ。家族って素晴らしいね。なんて思えない人が多いか?

ワンオクと同じ時期に武道館ライブ

日本武道館に立ったことのある一家と言ったが、マイファスは2016年11月に日本武道館ライブだ。日本武道館でライブをやるってことはバンドにとって1つの到達点でもある。武道館ライブを終えた後、それ以上上昇できるのか、それとも現状維持か、下降するのか、ここからがバンドとして勝負だ。

ワンオクはすでに武道館ライブを終えている。それが2010年11月28日のことだ。ワンオクはそれ以降、確実に上昇し続けてきたし武道館以上のキャパの会場でライブを行ってきた。

そしてマイファスHiroは22歳、2016年11月18日に日本武道館の地に降り立つ。これが運命ってやつか?誰かが仕掛けたサクセスストーリー?

同じようにバンドを始めて、同じように日本武道館でライブを行うってことはそれだけで運命ってヤツだよ。これが運命じゃなかったら運命なんて言葉は誰も使えない。マイファスのファンは「運命」、好きだろう。

こんなページはファンしか読まないだろうから言っておく。このバンドが「七光りだ」と言われれるのはこの先も続く。ワンオク以上に続く。それを覚悟でファンを続けてやってほしい。七光りだと言われることはマイファスにとって逆境になりパワーになっている。パワーになれば良い楽曲を作れ、そしてド迫力のライブをすることができることにもなり得る。反対意見を悪だと捉えないことだ。

最後に1つだけ言いたいことがある。この家庭で生まれ、この兄を持った弟であるHiroは周りに恵まれて仲間にも友達にも恵まれて育ってきただろうが、誰よりも孤独を味わってきたことは間違いない。それだけは確信を持って言える。周りには理解できない孤独感を味わってきたはずである。

それを拭えるのはマイファスを支えているファンだ。精一杯の声援で彼に応えてあげて欲しいと心から懇願する。他の人は七光りやコネだとか叩くのは当然だろうが、ファンは支えてあげる存在だろう?彼の作る音楽に応えてあげてもらいたい。ONE OK ROCKのTakaの弟だからこそ、彼はこれからも真髄に音楽と向き合ってくれると信じたい。


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