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【奇妙礼太郎】天才バンドが予想以上に"天才"だった

2016年06月16日

天才バンド

自分のアーティスト名に「天才」だの「カリスマ」だの付ける人がいるがどれだけ承認欲求が高いんだろう。自分のことを天才だと思ってる節があるから付けるんだろうし、そうじゃなきゃ恥ずかしくて自称して天才だなんて付けられない。いやいや遊びでちょっとした悪ふざけで付けただけですよと表向き言ってみても、きっと心では自分は天才だと思ってる、それがアーティストだ。

むしろ逆。自分のことを天才だと思ってないアーティストなんて信用できない。アーティストだからこそ自信をもって自分を天才だと思い込んで作品作りに没頭して欲しいし、自分が1番だと思い込んで制作にとりかかってほしい。最近はよくネットで承認欲求とか自己顕示欲って言葉が、悪い意味で使われることが多いがこの欲なくしてアーティストなんかにはなれない。むしろこの欲が高ければ高いほど強ければ強いほど、アーティストに向いている。

自分で自分たちのことを「天才バンド」なんて付けてしまったこの人達はよほどの人たちだ。天才バンド、ほんとに天才なのか。

「君が誰かの彼女になりくさっても」で知名度上昇

天才バンドというバンドを知らなくてもこの楽曲は聴いたことがある人はいるかもしれない。「君が誰かの彼女になりくさっても」。この楽曲で一躍知名度を上げた天才バンド。なんとも女々しくて未練たらしい歌詞になっているが、共感を呼ぶ人が多数で現在でも聴き続かれている。

ずっとずっと君が好き 誰かの彼女になりくさっても
ずっとずっと君が好き 今頃誰かと暮らしてても

もう君の髪には触れられないよ
夜中の電話も出来ないよ

今頃 どうしてるのかな
優しい人に出会えたかな

君には君の日々があり
僕には僕の日々がある

君には君の歌があり
僕には僕の歌がある

そしてずっとずっと君が好き 誰かの彼女になりくさっても
ずっとずっと君が好き 今頃誰かと暮らしてても

君の未来に僕はいない
僕の未来に君はいない

さようならずっとさようなら
ありがとう全部ありがとう

そしてずっとずっと君が好き 誰かの彼女になりくさっても
ずっとずっと君が好き 今頃誰かと暮らしてても

ずっとずっと君が好き 誰かの彼女になりくさっても
ずっとずっと君が好き 今頃誰かと暮らしてても
誰かの彼女になりくさっても
誰かの彼女になりくさっても

シンプルなラブバラードだ。ピアノと歌声だけで表現しているが、この曲から感じられることは胡散臭くない、とか嘘臭くないってこと。なんだろう、歌ってる内容はその辺のJ-POPラブソングだったり、例えば西野カナと同じなのにすっと耳に入ってくる。これが天才バンドである。

もっとナルシスト風な歌い方だったら?たぶん耳障りに聴こえる人も多いはず。この曲がすんなり聴ける理由は歌声にある。この歌を歌っている人こそ天才バンドのボーカリスト、奇妙礼太郎だ。彼の歌声が天才バンドの1番の武器であり、天才バンドを成り立たせているオリジナル要素。

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ボーカル 奇妙礼太郎

ってそもそも誰だ。名前がおかしいがさすがに偽名だろう。1976年9月12日大阪府生まれ。彼は天才バンドのほかにも「アニメーションズ」「奇妙礼太郎トラベルスイング楽団」なんてバンドをやっていたりする、音楽を愛して止まないボーカリスト。CMでもその歌声を披露していたりする。最近ではソロデビューもしており、楽曲「七色LADY~DADADA花吹雪20万年ガール」で2016年にメジャーデビューを果たした。

この奇妙礼太郎もなんとも言えぬ切なくも力強い、ソウルフルな歌声が天才バンドの楽曲の良さを際立たせている。偽善がましい歌詞も彼が歌うとなぜかそうは聴こえなくなる不思議さ。歌声の重要さに気づかせてくれるのが天才バンドだ。

そしてそんな天才バンドの楽曲を手がけているのが

作曲家 Sundayカミデ

作曲家でありピアニストであり、ワンダフルボーイズという音楽ユニットのボーカリストでもあり、まさに多才。

ドラマー テシマコージ

彼は奇妙礼太郎が手がけている音楽ユニット「奇妙礼太郎トラベルスイング楽団」のメンバーでもある。

この3人が天才バンドを組んだ、最初は一時の企画物バンドだったがその楽曲性の高さや反響から、メジャーデビューも果たしフルアルバム「アインとシュタイン」「アリスとテレス」と2枚リリースしている。

ノスタルジックさ

Sundayカミデの作る楽曲から感じられるノスタルジー感。どこか懐かしく切ない、どこがで見たことのあるような風景、どこかで聴いたことのあるような音楽、ノスタルジックさ全開の楽曲である。奇妙礼太郎の決して上手くはないが、あえて上手く歌っているように見せていないような味のある歌い方、英語の発音の仕方、これはもう確信犯かも。

普遍的

どうやったらこんな普遍的なロックンロールを鳴らせるのか。それは彼らが天才だから。理由はそれだけだ。もし理由を上げるとしたら圧倒的な音楽センスと成熟された本人たちの人間性。音楽を楽しんでいる、ただただ音楽を奏でることを楽しんでいるからこそこれだけ普遍的なものが生まれている。ある程度歳取らないとできないよ。

これが天才バンド。バンド名からしてコミックバンドかなんかか?と思う人もいるかもしれないが、中身は本当に天才そのものだった。売れるとか有名になるとか関係なく、マイペースに自分たちのやりたい音楽だけやってるバンドってホントに良いね。それが実現できる時代になったっていうのもあるんだろう、こういうバンド増えてます。

アルバム「アインとシュタイン」「アリスとテレス」ぜひオススメです。

アリスとテレス / 天才バンド


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