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シティポップス 神泉系バンド「フレンズ」

2016年06月09日

フレンズ

シティポップブームが起きている。ブームというよりは必然的にそういうバンドが増えていった。都会的なポップス、そもそも「シティポップ」って言葉は日本でしか通用しない。日本独自の音楽ジャンルであり、遡ればはっぴいえんどが最初なのだろうか。そこから渋谷系というジャンルが生まれていったり、一時期は大ブームを巻き起こしたが自然現象的に消滅していった。そしてそこから早20年近く、またシティポップの波が到来している。シティポップを鳴らすバンドが続々と進出中。

今回のバンド、「フレンズ」もそのひとつ。自分たちで神泉系と名乗るこのバンドもいわゆるポップスを奏でている。都会的でもあることからシティポップに分類されるだろう。ていうか神泉って範囲せま!井の頭線沿いにある町だ。

メンバーはthe telephonesの長島涼平ら

the telephonesはご存知だろうか。00年代後半に現れ、2015年まで活動をしていたバンドである。エレクトロダンスミュージックとバンドサウンドを融合させた音楽性が特徴的で、フェスを沸かせまくってきたバンドである。そんな通称・電話ズのベーシストである長島涼平が新たに結成したバンドが「フレンズ」。一度バンドで大成し、その後にやるバンドっていうのは大抵余裕があって遊び心が見えるバンドが多い。フレンズもそういうバンドだ。テレフォンズの長島の他には、

おかもとえみ(Vo / 科楽特奏隊、ex.THEラブ人間)、ひろせひろせ(Vo,Key / nicoten)、三浦太郎(G,Cho/ex.HOLIDAYS OF SEVENTEEN)SEKIGUCHI LOUIE(Dr / ex.The Mirraz)

が揃っている。みんながそれぞれの土俵で活躍していた人。それが集まってフレンズというバンドを結成した。まあ名前の通り、友達同士で新バンドやろうぜっていうノリだったのかもしれない。

しかしそれぞれが違うジャンルの音楽を作っていたバンドであるが、フレンズでは神泉系ならぬシティポップとなった。テレフォンズでやっていたこととはまるで違うようで同じ、そこには聴いていて楽しくなるようなポップス性が共通している。

仕事終わりのOLか、恵比寿駅前から始まるこのMVはシティポップ感満載だ。シティポップによくあるのが夜の街を歩きながら撮るっていう手法。

疲れきったOLが楽曲に合わせて踊っていく。シティポップっていうのは全てが揃っている都会で、逆に何もないように感じている若者が一筋の希望を見つけていくようなノスタルジックさが必要。この町は普段歩けば何の変哲もないただの町だろう。しかしこうやってポップスに合わせて映像を作ることによってノスタルジーを感じる町へと変貌している。これが都会的音楽。

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ラップ要素と女性ボーカル

フレンズはラップも取り入れているしヒップホップ要素もある、それと男性ボーカルの上に合わさる女性ボーカル。女性ボーカルとシティポップの組み合わせは相性が良いのかもしれない。アイドルとシティポップの相性が良いのと同じである。

楽しそう、可愛い、見ていて癒される、聴いてて大体の人が思うのはこれ。一周周ってきた人にしか出来ない作れない。それぞれのメンバーがそれぞれのバンドで活動して山あり谷あり乗り越えてきたから、こんなに楽しそうなわけだ。

シティポップがなんで増えた?

なんでこういったシティ・ポップスを鳴らすバンドが増えたのか?そもそもシティポップなんて曖昧なジャンルもない。定義もはっきりしていない、都会的な音楽とか言われても曖昧すぎるだろう。しかし今現在またこうしたシティポップと呼ばれている音楽が増えている。時代の流れか、そういった音楽を鳴らすほうも聴くほうも求めているのか、必然的に増えていっている。

フレンズもそのひとつだ。良いバンドなのでぜひ聴いていってもらいたい。


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