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既存の枠には囚われないバンド Awesome City Club

2016年05月27日

Awesome City Club

バンドってなんだろう。ボーカル、ギター、ベース、ドラムがいて4人の楽器音が前面に出ていることがバンドと言えるものだろうか。例えばそれだとバンドサウンドが中心になるため、サウンド的な変化はあまりできない、リスナーからもそれを主軸としたバンドとして求められることになるだろう。サウンドが変化したときに、このバンドは変わってしまった、メジャーに行って変わってしまったと言われるのがオチ。

しかしAwesome City Club(オーサムシティクラブ)は最初からそんなバンドの形態には囚われない。そもそもバンドではないのかもしれない。人はそもそも変化していく、変わっていくものだ。バンドも同じで変化していくのが当たり前だと思っていたほうがいい。変わってしまったと言われることが当たり前なんだ。Awesome City Clubは変化していく変化を望んでいるバンドである。架空の街に流れるサウンドを作り出すAwesome City Clubとは?

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メンバーが何かしらのバンドをしていた

Awesome City Clubのメンバーは元々、別々で違うバンドをしていた同士で組んだバンドである。元々のバンドがあまり上手くいかなかったために、また1から駆け出したバンドだ。1回失敗しているからこその落ち着きがある。1回失敗しているからこそ、変化することにも恐れない。

ボーカル&ギターのatagi(あたぎ) を中心に結成されたバンドで、メンバーは5人。男3人に女2人。

もうひとりの女ボーカル、PORIN(ぽりん)
ギターのモリシー
ベースのマツザカタクミ
ドラムのユキエ

バンド名のAwesome City Club(オーサムシティクラブ)。Awesome Cityという架空の街で流れているサウンドを作ろう、どこにも存在しない街でどこにも存在しないような音楽を作ろうというコンセプトの元、名付けられたバンド名である。

初めて結成するバンドだとしたらその意気込みの強さや、自分のやりたい音楽性を貫いてやっていくのが当然だが、このバンドはそうじゃない。Awesome Cityに偶然に集まったメンバーが一緒に自由な音楽を鳴らそうという余裕のあるバンドである。

だから発表する楽曲ごとに音楽性が異なるし、ミュージックビデオの映像や雰囲気も全く違うものを提示する。こんな店もあればこんな公園もありますよ、こんな家もあればこんなビルもありますよ。そんな街がAwesome City。実に面白いバンドだ。

PORINのアイドル性、メンバーがちょうどいい

このバンドを光らせているメンバーが女ボーカルのPORIN(ぽりん)。元々は土志田美帆(どしだみほ)というシンガーソングライターであったいう。彼女のアイドル性とその他メンバーの取り巻き感がちょうどいい。男メンバーがカッコよすぎないところもちょうどいい。ちょうどよさが相まって出来上がったバンドだ。バンドってのは美男美女だと売れない。

バンドという枠に囚われないからこそ、メンバーのアイドル性を光らせて活動することもできるし、楽曲も変化に富んだものにできるというわけだ。今どきのバンドにアイドル性っていうのはかなり重要。MVありきで音楽を聴く時代なのだから、MVにどれだけ力を入れるか、MVに映っているメンバーにどれだけ魅力があるか、ってことが重要だ。メンバー5人が光っているこのバンドはそれができる。

ACC、どんな方向にも行ける強み

Awesome City Club(ACC)は既存のバンド感には囚われないユニットなため、どこへだって行くことができる。ある人から見ればこのバンドの音楽性は悪く言えばぶれぶれで芯がないかもしれない。そういうバンドがいてもいいだろう。いやバンドじゃなくユニットだ。枠に囚われないからこそ、1曲1曲で注目されることができるかもしれない。

良い意味でミーハーなんだ。女ボーカルのファッション性をアピールしたり、良いアイディアがあればどんどん使っていく姿勢が良い。音楽だけで勝負しろよ!っていう暑苦しいものがない。広がりを持つってことはそれだけ多くの人に興味を持たせるってことに繋がる。

自由度ありすぎて迷走するときも

枠に囚われない、広がりを見せることができる、変化し続けるってことは自由度があるぶん、迷走もしやすい。あれこれおかしくない?ってものも出来上がる。

ただACCは今のところ毎回楽曲だけは良い。そこがあるからこそ、他の部分ではっちゃけても許されている。曲が良くなかったらこんなのただのアイドルバンドで終わってる。曲も良いし、アイドル性もあるしで、こういうバンドをテレビに出して推せばいいのにねえ。

ちなみにこのMVはどう見ても迷走している。何を持ってこんなMVにしたのか不明だ。前半部分と後半部分の繋がりが意味不明。ただの友情出演か?

全く自分たちの枠がない、

いやAwesome Cityという街の中で面白いことを好き勝手やっているだけ。
それがAwesome City Clubという音楽ユニットだ。あなたのこの街の住人になってみないだろうか。


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