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never young beachってバンドから日常の幸せを学べ

2016年05月04日

never young beach

どんな風に日常を過ごしていきたいか、どんな風に毎日を生きていきたいか。こんな退屈な日常が嫌だ、なんてことを思って生きてはいないだろうか。そんな風に思っているからこそいつまでたっても日常が退屈にしか過ぎていかないんじゃないだろうか。自分から幸せな方向へ進まなきゃ、日常は何も変わらない。無理にでも幸せなことを口にしてみれば、意外と気づいたときに良い方向に進んでいたりする。

そんなことを教えてくれる、いや歌っているのがnever young beachというバンドだ。小さな日常、小さな幸せ、なんの変哲もない毎日を歌う。never young beachを聴いて日常を見直してみないか。

never young beach、海岸通りで聴きたくなるような

never young beachは名前の通り、西海岸の海風に吹かれてコーヒーでも飲みながら聴きたくなるようなバンドだ。皮肉れば意識高い系のみんなにはぴったり。はっぴいえんどが現代に帰ってきたなんても言われている、70年代のフォークソングを聴いていた人たちなんかも気に入ることができるようなバンドである。

ボーカルの安部勇磨を中心に結成された5人組のバンドで、楽曲は彼が手掛けている。

どうやって生きてきたら若くしてこんな楽曲を作れるようになるのか。彼が過ごしてきた環境が気になるところだ。1曲聴いてみよう。

懐かしい映像とともに流れてくるノスタルジックな楽曲。これを今の若者がバンドとして鳴らしている。70年代、80年代のカルチャーが見直されている今、こんなバンドが出てきた。

このバンドにはメッセージ性が歌詞からは感じられない、ただ何気ない日常を歌っている。どこにでもある日常、誰もが過ごしている毎日を歌っている。

それを歌えるようになるには、普通であればある程度歳を取ったり、ある程度の経験、楽曲を書いてからのイメージが強いが、never young beachは初っ端からメッセージ性もなく変わらない日常、小さな幸せを歌っている。よほど特別な環境で育ったか、特別な経験をしてきたか、そうじゃなきゃこうはならないだろう。

一般的な若いバンドであれば、もっと自分のエゴを出したいだろうし、自分の思いの丈、吐き出したいことを歌いたいはずである。

むしろこの何でもない日常が大切だということを吐き出したいのであれば、どれだけ達観しているのか。

こういうバンドなんで増えた?

Yogee New Wavesもそう、なぜ今こういうバンドはなぜ増えてきているのか。東京インディーズシーンに増えている。Yogee New Wavesとnever young beachは同じレーベルなのでそういうバンドを推したいのもあるが、今の時代だからこそ増えているのは間違いなく、同じ時代を生きてきた彼らだからこそ共通点があり、何かしらの繋がりがある。それは一体何なのか。

彼らの楽曲から感じられる達観性や悟りの境地ともいうべき若者らしからぬもの。何かを失い何かを諦めた人が歌うような一つの到達点のような楽曲を若者が歌っている。いやしかしこれが今の若者から発せられているとすれば、これこそが今の若者のひとつの形。

彼らの根底にあるものは何なのか、それを考えて聴くとまた違った聴き方ができるだろう。

だってこれバンドマンが老後に遊び感覚でやる音楽じゃない?いやそのイメージがもう古い、はっぴいえんどだって当時は若者のバンドだったんだ。時代は周って回帰してきた。

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懐かしい

このバンドは今の若者にも受けている?それよりも上の世代のほうが届くだろう。懐かしいと思う世代のほうが届くんじゃないだろうか。

自分たちが良いと思うものを好きなだけやってそれを届けることができる時代って、なんて良い時代じゃないか。彼らは売れることとかヒットすることとか意識していないだろう。とにかく自分が美しい、良いと感じていることを音にして映像にしている。それができる時代だから、こんなことができる。

never young beach、どんなバンドになっていくのか。今がこの状態だと5年後、10年後にはどんな音楽を鳴らしているのか?想像してみよう、楽しみなバンドだ。


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