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日本のプリンスは誰?岡村靖幸でいいんじゃない

2016年04月22日

プリンス

プリンスに哀悼の意を表す。

君はプリンスを知っているだろうか?

若い人は知らなくて当たり前だと思うし、知らないからと言って恥ずかしいことでもない。日本ではそれほど表立った知名度はないから。まあそれを言うと洋楽ファンから怒られそうだが、若い人からしてみればそうだろう。

だがしかし知らないということを声を大にして言うことは恥ずかしい。「プリンスって誰?」そんなことを声にして言ってはいけない。知らなければ知ればいいんだ。知ることで自分の新しい世界を開くことができる。

プリンスはマドンナ、マイケル・ジャクソンと並んで偉大なスターでありミュージシャンだ。この3人は同じ1958年生まれ。この偉大な3人のうちすでに2人がこの世から去ってしまっている。

まずはプリンスがどんなミュージシャンであったかを知ろう。

天才で変態で奇才、歴史に名を残す存在「プリンス」

ミックジャガー、マドンナ、スティービーワンダー、あのオバマ大統領まで、世界中のファンたちが彼の死を悲しんだ。それほどまでに彼はすごい存在だったのか?

そりゃあすごいよ。「天才」とは彼のことを言う。

日本でなら宇多田ヒカルが影響されたアーティストにプリンスをデビュー当時から掲げている。

グラミー賞を7回も受賞し、作品の総売り上げは1億2000万枚以上

とにかく彼は楽曲を作るスピードが速く、1日もあれば何十曲も書いてしまうとの逸話もある。アルバムに合わない楽曲はすべて没にしているとし、隠された封印された楽曲が何百曲もあるというほどだ。

音楽を奏でるためにこの世に誕生したんだろう。彼の死を受けてプリンスって人間だったんだって思えたよ、音楽の神様か何かで宇宙から来たのかと思った。ちゃんと血の通った人だったんだ。

彼にはギタリストとしての顔もある。彼の変態的でもあり上手すぎるギターテクニックは「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も過小評価されている25人のギタリスト」の第1位選ばれた。

彼が弾ける楽器はギターだけじゃない。

音楽の天才、彼はなんの楽器でも使いこなすマルチプレイヤーとして知られている。そしてすべてを一人でやりたがる。作詞作曲、アレンジ、プロデュースに至るまで、誰かの手を借りたくない、一人で納得いくまでやり抜く。20歳にしてデビューアルバムをすべて一人で作ってしまったのも有名だ。まさに天才とはプリンスのことを言う。

彼のことをキモい、怖いという人もいる

彼は世界的な評価を得ているが、一方で彼のことを怖かったり気持ち悪かったりとした見方をする人もいる。芸術は時として嫌悪感を与えることもある。

彼は一言でいえば「変態的」だ。時に裸になったり、局部を強調した衣装を着たり、卑猥な歌詞の楽曲を作ったりと、プリンスと「性」は切っても切り離せない。そんなことから嫌悪感を抱く人もいるが、わからない人にはわからなければいい。彼が世界中から評価されていることは変わらない。

そういう性というテーマをオープンにしたパフォーマンスや楽曲を作るアーティストって今いない。プリンスくらいやったってこうやって評価されてるんだ。しかも何十年前のものだ。

知らない人は見よう、プリンス。代表曲「パープルレイン」

ちなみに彼の身長は157センチしかない。黒人で157センチという身長、才能がなかったとしたら差別の対象でしかない。しかし彼は天才という血を与えられた。

彼は80年代が全盛期だった。だから今の世代には伝わっていない。しかもプリンスはYoutubeが大嫌いでね。Youtubeにプリンスの動画を投稿するや否や速攻で削除されるってのが当たり前だった。Youtubeやネットでの音源公開のことを海賊行為として嫌っていた。

そんなこともあって若い人にプリンスの名はあんまり知られなかったんだ。

世界的な大スター、世界中が熱狂した大スターが孤独に人生の終わりを迎えるなんて悲しい。天才と孤独は紙一重なのかもしれない。

プリンスは世界的な大スターだ。マドンナやマイケルに比べると日本での伝わり方は低いほうだが、知る人は知っている。

日本のプリンスって誰?

プリンスを好きな日本人もそりゃ多い。日本で最初にライブを行ったのが1986年のこと、大阪城ホールと横浜スタジアム。このライブに行った人はものすごく貴重な体験ができた人だ。

日本にもプリンスから影響をもらっているアーティストはたくさんいる。そんなアーティストの中、プリンスみたいな日本人って誰だろう?ってよく話題に上がることがある。

そんな時にいつも名前が上がるのが彼だ。

それが岡村靖幸

この人もとにかく才能がある人だ。プリンスが元ネタ、なんて言われることもあるが、間違いなく天才。日本でこういう歌手は彼が最初で最後だろう。なぜ今も彼のような歌手は出てこない?

あのミスチル桜井和寿が嫉妬したほどの人だって言えばわかりやすいだろう。

岡村ちゃんと呼ばれている岡村靖幸もまたプリンスと同じく、「性」をテーマにしている楽曲が多い。テーマというかそれを感じることが多い。まあぶっちゃけるとアーティストじゃなかったら危ない人だ。でも天才と異常者って紙一重だから。

プリンスと同じくキモいとかで嫌悪感を表す人もいる。まあそれが普通かもしれない。でもだんだんとクセになっていくんだよ。「気持ち悪い」は「気持ち良い」になるんだよ。最初は気持ち悪いと思っていても何回もやっていくうちに気持ちよくなっちゃう。

なんでこういう歌手が出てこない?

こういう歌手って未だに出てこない。今の若い歌手、ソロ歌手でもバンドでも何でもいい。もっと性の部分をオープンにして気持ち悪いくらいに変態的なパフォーマンスをしてもいいんじゃないか?

引かれること、他人の目なんて気にするな。こうやって過去にやって評価されている人だっているんだ。唯一無二の存在になるには批判なんて上等、くらいの覚悟でやらないと何も成し遂げられやしない。

プリンスはもちろん、岡村靖幸もそう、彼らの共通点はただ一つ。他の人にはできなかったことをやったということ。

だからこそプリンスは世界中で熱狂されたんだ。大衆には決してできなかったことをやってのけた。そこには、計り知れないほどの代償があったに違いない。だからこそ57歳という若さでこの世界を去らなければならなかったのかもしれない。命を削りながら戦って、そして歴史に名を遺すほどの人となった。

プリンスがいなくなった今、残された人たちにできることは?それはこうして彼の血が他の誰かに受け継がれているように、彼の作品や彼が生きてきた証を残していくことだ。後世に伝えていくことだ。

こんな天才がかつていたんだよ、ってこれから生まれてくる人へ、そして彼をまだ知らない人へ、伝えていくことなんじゃないだろうか。

偉大なるスター、プリンスはまだ多くの人の心の中に生きている。


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